任天堂の「マリオパーティ スーパースターズ」の話題を、1つご紹介しておきます。
話題は、手のひらダメージのミニゲームが調整され続投しているというものです。
マリパ、ミニゲームが調整され続投
ニンテンドースイッチで「マリオパーティ スーパースターズ」というゲームが発売されています。
「マリオパーティ スーパースターズ」は、任天堂のマリオパーティシリーズの最新作です。
ただ、今回は、最新作ではあるものの、すごろくボードがニンテンドウ64「マリオパーティ」のリメイクだったり、収録されているミニゲームが過去シリーズから持って来たものだったりするなど、リメイク色のある作品になっています。
そして、収録されているミニゲームが過去作のものになっていることに関連して、1つ話題が出ています。
それは、手のひらダメージで話題のミニゲームが調整され続投しているというものです。
「マリオパーティ スーパースターズ」には、「つなひきデンジャラス」というミニゲームが収録されています。
「つなひきデンジャラス」は、ニンテンドウ64「マリオパーティ」に収録されていたミニゲームです。
その内容は、1vs3で綱引きを行うというものであり、コントローラーのスティックを回して綱を引くという操作方法になっています。
この操作方法は、ニンテンドウ64当時は、アナログスティックの搭載が大きな特徴になっていたため、この新感覚の操作方法を体験させるため、スティックをグリグリ回して遊ばせるようなものでした。
手のひらダメージで話題
「マリオパーティ」の「つなひきデンジャラス」の操作方法については、ニンテンドウ64コントローラーのアナログスティックは、比較的下の位置に存在することもあり、スティックを「手のひら」を使って回すような操作方法が一般的でした。
しかし、「つなひきデンジャラス」のようなミニゲームで勝つために、必死になって何回も「手のひら」でスティックを回すと、手のひらが火傷のような状態になったり、皮がむけるなどのダメージを受ける状態になる事案が多発することになりました。
このため、当時、アメリカでガチの社会問題になり、米任天堂が、手のひらを保護するための手袋を消費者に配布する結果になったこともあります。
つまり、ガチの黒歴史を持つミニゲームということで、「つなひきデンジャラス」は、なかったことにされてもおかしくないようなものです。
しかし、今回、任天堂がニンテンドースイッチ「マリオパーティ スーパースターズ」で、この黒歴史のミニゲームを復活させていると話題になっています。
ただ、「マリオパーティ スーパースターズ」では、ミニゲームのプレイ前の説明で、「手のひらなどの弱い部分で操作しないでください」という、本来意図していた操作方法を否定するような注意書きが付くようになっています。
また、綱引きの対決時間も、ニンテンドウ64版よりも短くなり、仮に手のひらで操作されたとしても、ダメージを受けにくいようにされています。
よって、「マリオパーティ スーパースターズ」は、手のひらダメージで話題のミニゲームが調整され続投しているということです。
ちなみに、この「つなひきデンジャラス」は、ニンテンドー3DS「マリオパーティ100 ミニゲームコレクション」でも復活していました。
しかし、ニンテンドー3DSは、手のひらで「スティック」(スライドパッド)を回すことは実質不可能なので、その復活は特に問題視されていませんでした。
今回は、再び普通に手のひらでスティックを回せるゲーム機での復活、しかも、ニンテンドースイッチのジョイコンと言えば、激しい操作をするとすぐに壊れるのではないかとも言われているコントローラーなので、任天堂はなかなかチャレンジャーだとも一部で言われています。
コメント
配慮にしても皮肉にしてもクスッとくる
手の平よりコントローラーの方が心配になるんだよな
流石に1、2回やった程度じゃ手の平に影響ないし、コントローラー側は蓄積するけど
Joy-Conのスティックは素材的にN64程痛くはなりにくそうね
Switch64オンラインにも今度こそ1から3まで配信してほしい
原作では他にもあったよね。1vs3でいかだ漕ぐヤツとか、フリーモードの家にあったゼンマイヘイホーとか。特にゼンマイヘイホーはハイスコア目指して躍起になって手の平の皮ごっそり持っていかれた痛い思い出が……
どうせだからマリオボートも復活で
デンジャラス(掌とスティックが)
こんな注意書きするなら収録するなよ、あるいは操作方法変えろよって言いたくなるんだけど・・・選考基準の詳細をインタビューかなんかで聞きたい。
スティックをダメにするミニゲームは昔のマリパにはよくあったし
このミニゲームに限った話ではないのでは?
配慮にキレてたら元も子もない