メタルギアソリッド マスターコレクション、小島秀夫の名前が入っていないと報じられるも…

　コナミの「メタルギアソリッド マスターコレクション」について、海外で1つ話題が出ています。

　話題は、小島秀夫の名前が入っていないと報じられているというものですが…

MGSコレクション、小島秀夫の名

　「メタルギアソリッド マスターコレクション」は、コナミがPS5＆PS4、Xbox、ニンテンドースイッチ、Steam向けに発売する「メタルギアソリッド」シリーズの過去作集です。

　この過去作集の「Vol.1」が、2023年10月24日に発売されます。

　第1弾となる「Vol.1」は、MGS1、MGS2、MGS3の収録がメインとなっています。

　今回、この「メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1」について、海外メディア「videogameschronicle」（VGC）が報じている内容が海外で少し話題になっています。

　それは、今作のスタッフクレジットには「小島秀夫」の名前が入っていないというものです。

　その代わりに、「過去作に関わった全てのスタッフとファンに感謝する」という内容でスタッフクレジットがまとめられているとされています。

　これは、小島秀夫監督がコナミと揉めて退社したことが原因ではないかと示唆されているような記事になっています。

　実際、VGCは、コナミのこの扱いを批判するような内容で伝えています。

　しかし、今回のVGCの記事については、結論だけ言えば誤解を与える正しくない情報です。

　それは、収録されている各作品のクレジットには、上のように普通に「Hideo Kojima」の名前が登場するからです。

　ただ、「メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1」のスタッフクレジットには、「Hideo Kojima」の名前は登場しません。

　これは、小島秀夫監督は現在コナミにおらず、今回の過去作集の開発にも全く関わっていないのだから当然とも言える内容です。

　もちろん、ここにも「Hideo Kojima」の名前を入れるべきという意見はあると思われます。

　ただ、それを言い出すと他の原作のスタッフの名前も入れろということになるので、前述のように「過去作に関わった全てのスタッフとファンに感謝する」という内容で、「メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1」のスタッフクレジットがまとめられているということです。

　よって、コジマを追放したコナミ憎しで書かれた部分もあるのかもしれませんが、videogameschronicleのXのポストには、正しい内容ではない場合などに付くことがある「コミュニティノート」が表示されるような状態にもなっています。

　ちなみに、VGCはわりと有名なゲームメディアですが、今回の内容からも分かるように、以前から信憑性はあまり高くなく、普通に誤解を与えたり、正しくない情報も伝えています。

　このため、他の数々の法人まとめブログでは、信憑性あるソースとしてガチリーク扱いされていたりもしますが、以前にご紹介した「ニンテンドースイッチ2に関する情報を独自に得た」とするVGCの報道内容も、「推測」で書いているだけで信憑性は高くないとこのブログでご紹介した理由も今回のMGSのような事例から分かると思います。

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