ニンテンドースイッチ「メトロイド ドレッド」について、1つ話題が出ています。
話題は、シーケンスブレイク修正の基準が示されたというものです。
メトロイド ドレッド、シーケンスブレイク
「メトロイド ドレッド」は、メトロイドシリーズの本編の完全新作として発売されています。
メトロイドシリーズの本編は、探索型のアクションゲームとして知られています。
今作も、探索型のアクションゲームであり、どのようにして「ゴール」を目指すのか考えるという部分が、1つの大きな特徴になっています。
「メトロイド ドレッド」は、基本的には決められた手順で進んでいくと「ゴール」する仕様です。
しかし、その手順を飛ばす「シーケンスブレイク」とも呼ばれる、ショートカットや抜け道のようなものがいくつか存在します。
これについては、そういったシーケンスブレイクをすると、通常とは異なるムービーシーンが発生したりするなど、開発側が予め隠し要素として入れているようなものもあります。
一方、開発側が予め想定していなかったバグのような技で、シーケンスブレイクが実現されているものもあります。
今回、このバグのような技で実現されていたシーケンスブレイクの1つが修正されています。
修正の基準が示され話題に
ニンテンドースイッチ「メトロイド ドレッド」が「Ver. 1.0.3」にアップデートしています。
このアップデートは、「特定の条件でサムスのダメージ判定が消失する問題を修正しました」という内容です。
これは、簡単に言えば、サムスが無敵化するバグを修正したというものです。
このバグは、冷気や熱気でダメージを受ける場所においても、特定の装備を用意せずに進行することが出来てしまうことから、シーケンスブレイクの1つであると言えるものです。
そして、シーケンスブレイクと言えば、前述のように、「メトロイド ドレッド」は、それを探して楽しむような作品でもあります。
このため、この無敵化バグを修正するのは、今作のコンセプトに反するとも言えます。
しかし、任天堂は、そういった批判が出ることを想定してか、今回、シーケンスブレイクの1つを修正した理由を明らかにしています。
それは、「意図せず発生する可能性もあり、発生した場合は本来の『メトロイド ドレッド』の遊び方とは大きく外れたプレイ体験になってしまうため」だとしています。
よって、「メトロイド ドレッド」の無敵化バグの修正は、「無敵」という大きなバグ状態が発生するからという部分がメインではなく、シーケンスブレイクを狙って遊んでいる人ではない人にも「意図せず発生する可能性」があるから修正されたと考えられます。
これは、別の言い方をすれば、「メトロイド ドレッド」のシーケンスブレイク修正の基準が示されたとも言えるものです。
つまり、現時点で把握されている他のショートカットや抜け道のようなものは、それを利用して短時間クリアなどを楽しめということでもあり、問題視していないということです。
コメント
わざわざこういう基準で修正しますと教えてくれるのはありがたいですね
良い判断だと思います
修正は妥当と思う一方で、別の楽しみ方が生まれていたのも事実なんで、やりこみ特典で残してほしいなあと思ったり。
初期から見つけられた壁貫通やオメガキャノン持ち出し、その他もろもろのバグを3度の修正でスルーするって事はそうなんでしょうね。ゲームとしての体験を壊さない限りはシーケンスブレイクとして楽しめと。
今回の無敵バグはアクションゲームとしての駆け引きや緊張感を根こそぎ奪うものですから修正されて当然と思ってました。