任天堂について、1つ話題が出ています。
今回は、マイクロソフトが任天堂を買収しようとしていた話が、今更また話題になっています。
任天堂を買収しようとしていた話
マイクロソフトが、かつて任天堂を買収しようとしていたという話がまた話題になっています。
この話は、いつもの問題児が関係している記事であり、ブルームバーグの海外版が報じているものです。
ブルームバーグは、初代Xboxの開発に関わった人物たちの証言として、マイクロソフトは任天堂の買収を計画していたということを報じています。
マイクロソフトの提案は、任天堂がソフトを作り、MSがハードを作るというものだったそうです。
ただ、合弁会社の設立など、直接的な買収以外の提案も含めて、何案か提示したものの、全て任天堂に断られたとのことです。
また偏向報道されてしまう
マイクロソフトが、かつて任天堂を買収しようとしていたという話は、昔から存在しており、これまでも本当であることが証明されています。
ただ、なぜか、今回の初代Xboxの開発に関わった人物たちの証言の記事で、やっと本当だと証明されたかのような報じられ方がなされていることもあり、軽いフェイクニュースのようなものが広がっています。
マイクロソフトと任天堂については、例えば、初代Xboxの発売前となる、1996年6月の記事がPCウォッチに存在しており、MSがゲーム事業を始める前から2社には交流があります。
そして、このような交流もあったので、マイクロソフトがゲーム事業を始めるにあたり、ビル・ゲイツ氏が山内溥元任天堂社長に相談し、どこまで本気だったのかという部分はまた別の話になりますが、そのときに買収などを持ちかけたという話があり、これはガチです。
しかし、このときの話の中にも怪しい内容がいくつか存在しており、ビル・ゲイツ氏が山内溥氏に任天堂の買収を持ちかけると、山内溥氏に〇〇を舐めろと罵倒されたというような話もあったりします。
今回のブルームバーグの海外版が報じている初代Xboxの開発に関わった人物たちの証言では、ビル・ゲイツ氏ではないMSの交渉担当者が、任天堂の交渉担当者に、会議の間「ずっと嘲笑されていた」などとコメントしており、ここでも任天堂側が無礼な態度をとって断ったというような話になっています。
これは、もちろん、交渉の場にいた人にしか分からない内容なので、本当なのかどうかは断定できません。
しかし、前者の山内溥元社長の話だと、組長と言われるぐらい恐れられていたので怒った可能性はありますが、「〇〇を舐めろ」というような、英語では罵倒としてよく使われるものの、日本人で使う人はほぼいないフレーズを使ったとされている点、後者の任天堂の交渉担当者の話だと、交渉の間、相手を「ずっと嘲笑する」というような、礼儀正しき日本の昔の会社員が行う態度かというような部分で、これらの話の信憑性を考えてみるといいでしょう。
まとめると、マイクロソフトが任天堂を買収しようとしていた話は昔から存在しており、以前から何もウソではないと証明されています。
ただし、何度かに渡って行われた交渉の場の話は、断られた腹いせからか、一方的な(マイクロソフト側だけの)主張が入っている可能性が高く、信憑性は低いということです。
そして、このような注釈もつけずに、一方的な主張だけを垂れ流して、任天堂側のイメージを傷つける偏向報道がなされている状態です。
コメント
ブルームバーグと聞いて
どうせ望月だよなと思って元記事見たら
やはり望月だった
>>— With assistance by Jason Schreier, and Takashi Mochizuki
コメントありがとうございます。
修正しました!
記事の最初の署名で書いた人を確認したのですが、最後の部分を見落としていました。
これで、なぜこのような低品質な記事が今更出て来たのかもある程度納得できました。
宮本茂の買収・・・(。。)
望月って事はこの記事、本人はここの管理人さんと逆で
マイクロソフト相手に怯まない任天堂はさすがだ!って上げ記事のつもりなのかな
行き過ぎたファンはアンチとも言うし