任天堂の岩田社長が、Wii Uで導入される、見知らぬプレイヤーのコメントなどが画面上に表示されるMiiverseのシステムについてコメントしています。
岩田社長は、Miiverseで、不適切なコメントが出てくるのではないかという心配について、
ネットワークの世界には、割合としてはごく一部なんですが、大変行儀の悪い方もおられます。
特に匿名性のある世界では、「どうせ行儀の悪いことをしても自分の素性はバレない」とお考えの方が、社会常識上許されないような発言や態度をとられることがあって、その結果、人が傷ついたり、不愉快な思いをしたりということもあり得る、ということが一つのポイントになると思っております。
当然、先ほど「ネットワークの運用にはコストがかかるのではないか」というご質問があったときに、その決意も含めて私は申しあげたつもりなんですが、不明確だったと思いますのでもう少し申しあげますと、この件については、実際に運用する上で、運用にいかにエネルギーを注ぐかが大変重要だと思っています。
具体的に言いますと、単純に場を作って「みなさん好きにコメントを書いてください」と言うだけで運用できるとは思いません。
必ず、実際に行儀の悪い行動をとられる方というのは一定割合で出ますので、その方たちの発言を削除したり、あるいは、お子さんたちがそういうものに触れないように、何らかの形で守る仕組みを作ったりと、いくつかの方法を考えております。
あまりにも早く、具体的に「こうします」ということを申しあげますと、「それをどうやってかいくぐって任天堂を困らせてやろうか」という方も出かねないのが現実でございますので、ここで今具体的に詳細は申しあげませんが、相当のパワーと、場合によってはコストもかけて、そこについてはしっかりやっていきたいと思います。
とコメントしています。
よって、Miiverseの不適切なコメントについては、相当のパワーと、場合によってはコストもかけて対応するそうです。
なお、Miiverseのコメントは、人の目で確認して対応するというような、かなりの費用が今後ずっと必要になりそうなことも行う予定であることが、E3 2012で明らかになっていたりもします。
そして、不適切なコメントに関連して、悪質なデマであり、営業妨害だったりするような、いわゆる「ネガキャン」については、
昨今よくインターネット上でネガティブな意見を書き込んで、事実と違うのに商品をおとしめるような行為、「ネガティブキャンペーン」とか「ネガキャン」と言われているんですけど、そういうことも行われるんですね。
いわば悪質なデマであり、営業妨害だったりします。これは大変困ったことでもあるんですが、一方で、お客様が商品を遊んで満足できなかったということと、ネガキャンで書かれた意図的なものとの区別というのは大変難しいものがございまして、もし「任天堂はネガティブな意見があったら何でも即座に削除する」という場を作りますと、今度は「言論弾圧か」ということにもなりかねませんし、そこにあるポジティブなコメントも今度は誰も信じられなくなるわけですね。
幸いなことに、実際に本当にネガティブなことをされる方というのは全体の一部ですので、一定以上の母数がちゃんとアクティブになるようにすると、圧倒的多数の感想の前には、少数のそういう人たちの意見というのはだんだん見えなくなります。
あるいは、たくさんの人が「この意見は不適切だと思う」とそこにしるしを付けますと、その意見は信頼ならないものとなって、お客様への影響が下がってまいります。
ですから、その意味で、インターネットであらゆる点で性善説で人を見ることはしていませんが、一方で、「集合知の可能性」、人の知恵がたくさん集まったときに非常に面白い、そして魅力的な世界が作れるという可能性は信じたいと思っておりますので、何とかそういう形でサービスを実現したいと思っております。
とコメントされています。
情報元
コメント
任天堂には○○○○○や○○○○○○○○○○○○などの悪質なデマ、ネガキャンサイトを営業妨害や名誉棄損で訴えて徹底的に戦ってほしい。
ネガキャンが根絶したら景気よくなるかな
ヤフー知恵袋みたいに削除隊が付くってことか
コメント評価性はちょっとやだなぁ
それだけで妙に嫌な緊張感が生まれるというか、批判的な意見はひたすらsageられまくったり、好評価が欲しいために媚を売るようなきれいなコメントが溢れかえっても困る
自分でNG設定とかできればいいんだけど
批判はいいにしてもネガキャンする人ってなんなの
不適切コメントにしろ対処するの大変だろうけど頑張って欲しい
デマ、ネガキャン、誹謗中傷。匿名の悪意か・・・
こんなことする奴らはリアルではどういう奴なのかな。
これは大切!
やっぱり荒らしとかネガキャンに会うと嫌な気持ちになるから
平和的な場にしてくれることを願う