
カプコンの「モンスターハンターワイルズ」について話題が出ています。
話題は、パフォーマンス調整の講演を中止にしたというものなどです。
【ゲームの安定度向上に関する取り組み】
— 【公式】モンスターハンターワイルズ (@MH_Wilds) July 4, 2025
現在、主にSteam版『モンスターハンターワイルズ』においてゲームの安定度向上に関するご意見を多くお寄せいただいております。
本投稿では、ゲームの安定度向上に関する取り組みについてお知らせいたします。
① 不具合の修正… pic.twitter.com/Bd6HP5m816
モンハンワイルズ、講演を中止
「モンスターハンターワイルズ」は、カプコンの「モンスターハンター」シリーズの最新作として、PS5やSteamなどで発売中です。
ただ、今作は、「カプコン株主総会、任天堂にスタッフ引き抜かれた?的な質問。モンハンワイルズ圧倒的に不評で」の記事でご紹介したように、特にガチ勢からの評判が悪くなっています。
そして、その評判の悪さが改善されるかもしれないと期待されたアップデートが少し前に配信されています。
しかし、PC向けのアップデートがクラッシュを引き起こしたり、モンスターサイズが変動してしまう不具合が発生し「詫び石」的なものを配布する事態になるなど、頼みの綱だったアップデートで更に評判を落とすような状態になっています。
今回、アップデートなどが上手くいっていない「モンスターハンターワイルズ」に関する講演が中止になっていることが判明しています。
中止されたのは、ゲーム開発者向けのイベント「CEDEC2025」で実施される予定だった「『モンスターハンターワイルズ』を快適な動作に導く!パフォーマンス調整の全て」という講演です。
この講演では、「モンスターハンターワイルズ」の開発を例にして、「ゲームのパフォーマンスに対する知識」、「ゲームのパフォーマンスチューニングを行うための実例」などを学べるとされていました。
しかし、特にPC版のアップデートが炎上中とも言える状態でモンハンワイルズのパフォーマンス調整の講演を行うのは説得力が全くないからか、中止になったと発表されています。
ちなみに、辻本プロデューサーによるモンハンの講演は今のところ中止にはなっていません。
「カスタマーハラスメント(誹謗、中傷等)への当社対応について」公開のお知らせhttps://t.co/pZc8QK4jg3 pic.twitter.com/9Wty9MGTTw
— CAPCOM公式 (@capcom_official) July 4, 2025
カスハラ対応もアピール
「モンスターハンターワイルズ」の開発元であるカプコンについては、カスハラ対応をアピールしていることも話題になっています。
これによると、「お客様からのご意見やご要望」は、「商品・サービスの改善に欠かせない貴重な声として真摯に受け止めて」いるものの、「個人を名指しする、または特定の個人を想起させる形での誹謗、中傷、人格否定、脅迫、加害予告、業務妨害予告、ハラスメント等の行為が一部で確認されて」いるとのことです。
そして、カスハラに該当するようなものに対しては適切に対応するとされています。
カプコンが今になって急にカスハラ対応をアピールし出したのは、「モンスターハンターワイルズ」の炎上が関係してると推測されています。
モンハンワイルズについては、発売前にディレクターが「たとえばこんなシチュエーションがありうる」として説明していたシチュエーションなどは「実際にはない」として「たこシあ」という蔑称が誕生しているなど、ガチ勢からすれば完成度が低かったため、今作のディレクターへの個人攻撃なども発生しています。
このため、これ以上酷くならないように「牽制」されている状態にもなっています。
ちなみに、前掲の講演の中止も、この状況下でカプコン開発者の「新キャラ」が公の場に出て来て喋るのは、「たこシあ」に続く新語も生み出されそうで危険だという判断などもあったのかもしれません。
コメント