任天堂の「MOTHER2」に関する話題が1つ出ています。
話題は、ローカライズを担当した人の開発中のデータが復元されたというものです。
MOTHER2、ローカライズのデータ
「MOTHER2 ギーグの逆襲」は、任天堂が1994年8月にスーパーファミコンで発売したRPGです。
今作は、かなり古いゲームであり、シリーズ新作も全く発売されていませんが、スマブラにキャラがいたり、継続してグッズが発売されていたりして、今でも度々話題になる作品です。
今回、この作品の開発時のデータが、海外ネットに公開され話題になっています。
公開されたデータは、主にローカライズファイルであり、ゲーム内のメッセージなどが日本語や英語で記載されたものです。
このデータは、当時、アメリカ任天堂で「MOTHER2」のローカライズを担当していた、Marcus Lindblom氏が間接的にデータ提供したことで公開される結果になっています。
Marcus Lindblom氏は、「MOTHER2」のローカライズファイルを保存していた「フロッピーディスク」を自宅に保管しており、それを2018年に発見しました。
しかし、「MOTHER2」のデータは削除し、少しだけ別のデータを上書きして保存していたこともあり、元々保存していた開発中のローカライズデータは読み込めなかったそうです。
ただ、時間を掛ければデータを復元できるかもしれないと考え、このフロッピーディスクを、「Video Game History Foundation」(ビデオゲーム歴史保存協会)という団体に提供したそうです。
その結果、2021年になって、かつてフロッピーディスクに保存していたデータを、ほぼ全て復元することが出来たとのことです。
そして、その復元したデータが、Video Game History Foundationを通じてネットで公開される状態になっています。
ちなみに、かなり昔とはいえ、守秘義務ぐらいは当時からあったのではないかと思われるので、間接的ではあるものの、このようなデータ提供が許されるのかは疑問に思える部分もあります。
なお、今回の「MOTHER2」のローカライズファイルは、開発中のものということで、製品版のテキストとは少し異なっているそうです。
コメント
>>知名度はそれなりにある作品になっています。
いやめっちゃあるだろ。もっとちゃんと調べて記事にしたら?
コメントありがとうございます。
修正しました!