ニンテンドー3DSの偽トロの業者が、少し前に破産の手続きを開始すると発表しています。
今回の破産の手続きは、改造代行が違法になった影響ではないかとも言われていますが・・・
この偽トロ買ってもう6年か。 pic.twitter.com/S1DJADM6y3
— みみずん (@mimizun) 2019年1月28日
ふぁっ!?
— 股子 (@WdgtJeChxu3MCqg) 2019年2月3日
偽トロだぁぁぱぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! pic.twitter.com/xgJhqIyaJI
ニンテンドー3DS、偽トロ
ニンテンドー3DSには、「偽トロ」という未公認の周辺機器のようなものが存在します。
これは簡単に言えば、ニンテンドー3DSを外部出力できるようにした本体、または、その機器のことを指します。
ニンテンドー3DSは、テレビなどに映すことが出来ないため、ゲームのプレイ映像を録画するのが困難です。
このため、これを出来るようにする本体の改造に一定の需要があり、これを出来るようにする機器などが「偽トロ」と呼ばれます。
元々は、ニンテンドーDS用の開発者向けのオフィシャルな機器として、「NITRO-CAPTURE」というものが存在しており、これが通称「偽トロ」とネットで広く呼ばれていました。
しかし、いつの間にか今回の業者が「偽トロ」の商標登録を行い、狭い意味で言えば、現在は、偽トロ=この業者の機器ということになっています。
株式会社ケイティですが、やはり本日30日も営業してませんね。
— Ryo.T (@ryobthc) 2019年1月30日
DSのゲーム実況に使う偽トロ販売で有名だったようです。
昨日29日から営業を休止しています。#DS #ゲーム実況 #偽トロ pic.twitter.com/ASxqimPNXB
偽トロキャプチャを製造販売してました秋葉原にある株式会社ケイティ。
— まえ製作所【修理強化月間】 (@maepen25) 2019年1月31日
1月24日に正式に破産手続開始との事。
これから慌ただしくなりそう(´・ω・`)#偽トロ #ケイティ pic.twitter.com/k4OFNR77jC
偽トロキャプチャーなどで問題となっている株式会社ケイティ、破産申し立て予定との告示書が今週張り出された。返金に応じるとの一部情報がTwitter上で巡っていたが難しそう。シュタゲ椎名まゆり誕生日(2/1)で盛り上がる中、ブラウン管工房の聖地とされた店舗の破産はなんとも。 #akiba pic.twitter.com/wvIoIM8BFc
— akiba365 (@akiba365) 2019年2月2日
他の人も上げてるけど、偽トロ扱ってた株式会社ケイティ前。見事に閉まってますね pic.twitter.com/uglSgGxRUO
— ageha (@starfruits_sr) 2019年1月28日
DSのゲーム実況に使われる「偽トロキャプチャー」を作っていた、秋葉原の㈱ケイティが前受け金を返金しないまま突如消えてしまったとのことで、現地を確認してきました。営業日のはずですが店は閉まっていました。中には店の備品がそのままあるようです。 pic.twitter.com/aI93c4NzAv
— スーツ (@usiuna7991) 2019年1月27日
偽トロ販売のアカウントが消えた話ですか?
— でくの (@T_decoy) 2019年1月28日
ご査収ください。 pic.twitter.com/tqGWtsiZLo
ケイティ飛んだってよ。
— あおい (@aoi_mh_) 2019年1月28日
偽トロ使用者の方々、パスワードなど今一度管理確認しといた方が良いかと思われるぞ! pic.twitter.com/GjxnLodjDt
業者が破産へ
ニンテンドー3DSの「偽トロ」の販売業者は、「株式会社ケイティ」という企業です。
そして、ツイッターで上のような報告が出ているように、少し前に、この会社の代理人が、株式会社ケイティは破産手続きを開始する予定であるという案内を出しています。
このため、現在、店舗は閉鎖され、ホームページもツイッターも消え、注文などが出来なくなっています。
ちなみに、偽トロの業者が破産した理由はよく分かっていません。
この業者のホームページのキャッシュを見ると、ニンテンドー3DS用なら、本体は別で、機器を取り付けてもらうのに2万円ぐらい必要とされています。
また、世界中から注文が殺到しているともあり、これまでかなり儲かっていたような印象になっています。
何年か前の豪雪の時に偽トロの儲けで買ったポルシェを滑らせて大破させてなかったっけ?
— いーふぁんふ (@_eFANF) 2019年1月28日
ケイティの偽トロで稼いだお金で買ったポルシェが路面凍結で事故って全損したのが昨日のことのようだ…
— シノノメ (@sinonome802) 2019年1月28日
さらに、ツイッターでは、後に事故ってしまったようですが、「ポルシェ911 カレラ4S」という、2000万円ぐらいする高級車を購入できるほどの羽振りの良さも報告されているので、このような点からも儲かっていた様子が伺えるかもしれません。
よって、ニンテンドーDS時代から事業が継続されていて、これまでの利益もありそうなので、急に破産するような事情は考えられないような感じもあり、なぜ破産したのかは謎の部分もあります。
偽トロの株式会社ケイティ…
— ネギエル@育て屋さん (@GamesNegi) 2019年2月1日
つい先日偽トロ購入したんだけど、何も施工されないまま返送されて、挙句前金持ち逃げされてるんだけど。
これはどうすべきか…
FF外から失礼します。
— しおばな@ポケモン垢 (@siobanapokemon) 2019年2月1日
私も前金持ち逃げされてます。3DSは何とか返ってきたのですが…ケイティに連絡は取りましたか?
Amazon通じてメールは送りましたが、返事はありません。
— ネギエル@育て屋さん (@GamesNegi) 2019年2月1日
営業停止する辺りで既に電話もしてますが、繋がりませんでした。
ケイティからはメールが返ってこないものの、Amazonの方でこういった対応をしてもらえる事になりました。
— ネギエル@育て屋さん (@GamesNegi) 2019年2月1日
これも何かのご縁という事で、少しでも何か参考になればと思います。https://t.co/fM9lu4y1xs
改造代行が違法になった影響か
ニンテンドー3DSの「偽トロ」については、2018年12月に、「ゲームのセーブデータの改造ツール、法改正で違法になり完全終了。アレも…」の記事でお伝えしたことがあります。
元々グレーではないかとも一部で言われていた機器なので、このときは「アレ」という形でご紹介していましたが、このアレが「偽トロ」です。
つまり、現在は事業を継続するのは改造代行に該当し、違法とも考えられる状態になったので、今回の破産は、これが影響した可能性が一番大きいと思われます。
ただ、改造代行が違法になったから「営業を終了する」というのは分かるものの、「破産手続き」まで行うのがよく分からない感じです。
むしろ、駆け込み需要で最後にかなり注文が来たのではないかとも想像できる部分もありますが、果たして破産するほどの事情としては何があったのでしょうか。
可能性としては、改造代行の違法化を根拠に、任天堂が巨額の損害賠償を求めて訴えたというようなものも考えられます。
ただ、仮にもしそうであっても、破産が選択肢に入って来るのは、損害賠償額が確定してからのような気もするので、2018年12月の違法化で、まだそこまでの展開にはなっていない可能性も高いので、時期的には合わないような感じもあり謎が残ります。
コメント
ニンテンドー3DSは最後に外部出力できる新型出してほしいわ
それかスイッチで3DSプレイヤー出して
また一つ時代が終わったなぁ
どうしたんでしょうね一体
相当稼いでいましたし破産するなんてありえないんですがね
任天堂からの訴えだってまだ早すぎますしよく分かりませんね
偽トロが新規導入出来なくなったので某ポケモン実況者が今の3DS壊れたら実況できなくなるって嘆いてた
外部出力できるやつ公式で出してくれよ
ついでにVITA TVも復活しろ
DSにキャプチャ機能を意地でも付けないのなんでだろうね?
PSPは2000番台でケーブル一本でキャプチャ出来るようになったのに
キャプチャのためだけにWiiUVC買うなんて労力も不要になるだろうに
今は配信できて当たり前って時代だから脱法で偽トロがあったわけだし違法化したなら任天堂公式で出してくれたらいいのになんで出さないんだろ
配信が利益になるのはFPS系だけだからじゃね
ストーリーで売ってるゲームはデメリットのがデカい
偽トロもアカンのか……
まぁ、値段が高いものだし元々手を出していなかったけど