ニンテンドー3DSが、震災で役立ったと話題になっています。
現在は、もはや特殊な使い方と言えるものですが、任天堂もかつて配布したアレが役だったとのことです。
ニンテンドー3DSが震災で役立つ
台風21号や北海道の大地震により、現在、停電が発生している地域がいくつも存在します。
停電になると、当然ながらテレビも見れなくなるわけですが、このような時に、意外なものでテレビが見れたとツイッターで話題になっています。
ツイッターで話題になっているのは、上のような内容です。
この写真は、ニンテンドー3DS本体で、「DSテレビ」を使っている様子を写したものです。
「DSテレビ」は、ワンセグを受信するためのニンテンドーDS用の周辺機器です。
3DSはニンテンドーDSと互換性があるので、DS用の周辺機器、というよりも、この製品はカートリッジと一体になったタイプなので、DS用のソフトと同じような感じで、ニンテンドー3DSでも使えます。
ワンセグは、この周辺機器の発売当時は、普及し始めの頃だったので、これを使ってテレビを見ていたという人もわりといたと思います。
ただ、現在は、国内向けのAndroidスマホならば、最初から内蔵されているものも多いです。
また、買うとしてもスマホ用のものを買うなど、ゲーム機用のワンセグ受信装置を購入したいと思うような人は減ったと考えられます。
そのような理由もあって、ニンテンドー3DS用の新型は発売されていませんが、前述のように、3DSはDSと互換性があるので、意外と忘れがちなものの、これを持っている人は、ニンテンドー3DSでもテレビを見ることが可能になっています。
任天堂もかつて配布
「ワンセグ受信アダプタ DSテレビ」は、2007年に発売された比較的古い周辺機器です。
ただ、この商品の発売から数年後、東日本大震災が発生します。
そして、そのときにも、「DSテレビ」は、今回のように被災者の役に立ったと一部で言われていました。
また、当時、任天堂が、これを被災地で配布していたというような情報もいくつか話題になっていました。
任天堂は、支援物資の1つとして、一部の被災地でニンテンドーDS本体とDSテレビのセットを配っており、テレビが自由に見れない、あるいは、電気の使えない環境でテレビを見ることを支援していました。
ちなみに、いわゆる「ワンセグ」は、欧米などでは採用していないテレビ放送形態です。
このため、基本的に日本でしか売れない商品なので、かつては、PSP向けなども存在していましたが、今後、このようなゲーム機向けのワンセグ機器の発売が再び活発になる可能性は低いかもしれません。
なお、スマホなどのワンセグも同様ですが、この「ワンセグ受信アダプタ DSテレビ」も、場所によってはあまり映らないので、ガチな震災や防災用グッズとして購入する場合は注意しておいてください。
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コメント
スマホ・タブレット・ノートPCのバッテリーを減らさずテレビが見られるのは良いことね
どっかが集金に来るぞ
これは購入せざるを得ない
震災も例外ならず。支払いはきっちりして頂きます。
任天堂は、支援物資の1つとして、一部の被災地でニンテンドーDS本体とDSテレビのセットを配っており>
へーー!!
DSテレビが出る前、何度か発売を延期したらしいけど、ワンセグの周波数の調整が大変だったっぽいな。
なので3DSテレビとかそういう周辺機器が進化版という形で出ないのだろう。
因みに私のDSiとDSテレビは今でも健在です。
東北の震災当時のテレビCMがACという企業のCMばかりでクソつまんなかったのを覚えています。
ほしい
僕は富山に住まいです、高校の時に阪神震災に遭いました、嗚呼~
DSテレビがあればなぁ…(実は知っていましたか、3DSでそもそも観れないこと、)