任天堂が周辺機器に関する案内を出しています。
案内は、ニンテンドーDSやWii時代に活躍した、Wi-Fi USBコネクタやアダプタの使用中止のお願いです。
Wi-Fi機器使用中止のお願い
ニンテンドーDSは、ネットワークに繋がるゲームが本格的に展開された任天堂の携帯ハードになっていました。
また、それに続くWiiも、ネットワークに繋がるゲームが本格的に展開された任天堂の据え置きハードになっていました。
ただ、当時のネット環境は、スマホも普及していないこともあり、まだまだ各家庭にWi-Fi環境が整備されていない状況でもありました。
そこで、各家庭でWi-Fiが利用出来るように、任天堂がニンテンドーDSやWii向けの周辺機器を発売していました。
今回、この主にニンテンドーDSやWii時代に活躍した、Wi-Fi USBコネクタやアダプタの使用中止のお願いが出ています。
使用中止のお願いが出ている具体的な製品名は、「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ(NTR-010)」と「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ(WAP-001)」です。
これらはどちらも、前述のようにニンテンドーDSやWiiなどでWi-Fiを使えるようにするための機器です。
また、USBコネクタの方はニンテンドーDSでよく使われ、ネットワークアダプタの方はWiiでよく使われていたものになっています。
これらの周辺機器について、今回使用中止のお願いが出たのは、暗号化方式が古かったり、脆弱性が見つかっているからです。
つまり、ファームウェアの更新も行われていない古い機器なので、安全のため使用せず、別の市販のものを使用するようにして欲しいというお願いです。
ちなみに、発売はUSBコネクタが2005年11月23日、ネットワークアダプタが2008年9月18日で、最終出荷はUSBコネクタが2010年1月、ネットワークアダプタが2013年10月です。
このため、これらの機器は、最終出荷から数えても10年近く前のものなので、使っている人はほとんどいないような感じもあります。
ただ、特に「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ(WAP-001)」の方は、普通のルーターだとも言え、ネットワーク機器はそれほど頻繁に買い替えるものでもないので、今でも現役の人はわりといるかもしれません。
実際、Amazonのレビューなどを見ると、2020年5月に新規購入してレビューしている人がいるなど、最終出荷から6年半後でも普通に使っている人がいます。
よって、もしまだ使っている人がいれば、任天堂製のものは販売されていませんが、PCやスマホ向けの市販の最新ルーターに買い替えるといいでしょう。
なお、今回のWi-Fi USBコネクタやアダプタとの比較で言えば、最新の市販のものに買い替えた方がWi-Fiの安定性や速度の向上が期待できるはずです。
ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ Amazon
コメント
純正だから安全って思われて買うんだろうね
メーカーも販売店から撤去させるぐらいしないと…
USBのやつ懐かしいな
昔ちょっとだけ使ってたわ
安くて簡単で便利だった思い出
しかしネットワークアダブター、いいデザインだなぁ
もう売ってもないし、使ってる人も稀だろうけど、わざわざ言うのは企業としての責任があるからだろうね。スマホが普及してなかった頃だからDSの奴は便利だった。