任天堂の平成25年3月期 第2四半期決算が発表されました。
これによると、今回の決算は、経常利益が約472億円の赤字、純利益が約279億円の赤字になっています。
この内容は、任天堂がこれまで予想していた決算よりも悪く、純利益で約80億円赤字が拡大しています。
また、今回の赤字の拡大などにより、通期の業績の予想も、純利益で約200億円の黒字から純利益で約60億円の黒字に大幅に下方修正されています。
任天堂の赤字が増えたり、通期の業績が下方修正されたのは、ニンテンドー3DSが海外でハード、ソフト共に、予想よりも売れていないことが原因です。
また、円高により、約232億円の為替差損が発生したことも原因です。
よって、他の日本を代表するような輸出企業と同じく、超円高によりかなり被害を受けていますが、ニンテンドー3DSが海外であまり売れていない状況が改善されていないことが問題になって来ており、任天堂としては、日本におけるモンハン的なソフトの海外での獲得が引き続き課題になっているかもしれません。
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コメント
海外は据え置きのほうが強いから
やっぱWii Uでしょ
タイトルに悪意しか感じないんだが。
「海外であまり売れてない」って表現も違うだろ
このタイトルが「悪意しか感じない」と言われるとちょっと困るのですが、
任天堂が今期営業益予想を下方修正、「3DS」販売計画100万台減
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE89N06520121024
任天堂、業績見通しを下方修正 3DS販売目標も引き下げ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/24/news111.html
任天堂、中間期は3年連続の赤字 円高や3DS不振
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102401001554.html
任天堂、279億円の赤字=ゲーム低迷、ユーロ安響く―9月中間決算
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_535488
任天堂:通期の純利益予想、7割減の60億円-円高と3DS不振で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCDYFB6TTDS301.html
任天堂、13年3月期連結業績予想を下方修正=ゲーム低迷、ユーロ安も響く
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012102400874
任天堂:3期連続の最終赤字 9月中間決算
http://mainichi.jp/select/news/20121025k0000m020046000c.html
大手ニュースサイトではこういう見出しが並んでいます。
赤字や下方修正というタイトルが多く、どこも普通に公式発表の事実を伝え
ているだけで、この記事のタイトルについてもそれらと同じです。
それと、「海外であまり売れてない」というのは、任天堂自身が、
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2012/121024_2.pdf
「『ニンテンドー3DS』ハードウェア・ソフトウェアの販売が海外において想
定を下回った」と書いていることを受けたもので、
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2012/121024.pdf
このPDF資料や、大手ニュースサイトの見出しや記事にもありますが、実際、
3DSの販売予想も合わせて下げられていて、これも公式発表された事実です。
よって、悪意で書いているものではないということを、誤解のないように
お伝えしておきます。
ただ、通期の「予想」が大幅に引き下げられたとは言え、黒字なので、
「予想」を強調すべきという意見もあるかと思いますので、そちらの方が
主観を入れる形になる気もしますが、その点は次回考慮します。
あと、もし、今回初めてこのサイトに来られたのなら、ご存じないかもし
れませんが、このサイトには、任天堂に対しても、どこに対しても悪意やネガキャン
で書いているような記事はないので、誤解を生むこともあるかもしれませんが、
各記事の意図は客観的、あるいは好意的に解釈して頂ければと思います。