任天堂の古川俊太郎社長が、日経のインタビューに応じています。
この中で、「私が口出しすることは何の付加価値もない」ということをコメントしています。
任天堂、古川社長は開発と距離
古川俊太郎氏は、2018年6月に任天堂の社長に就任しています。
現時点では、古川社長は、プレスカンファレンスやニンテンドーダイレクトなど、一般ユーザー向けのイベントに登場していないので、どのようなキャラクターなのかイマイチよく分かりません。
ただ、今回、日経のインタビューで、古川社長の経営スタンスが少しコメントされています。
これによると、任天堂の古川社長は、ゲーム開発について「私が口出しすることは何の付加価値もない」と考えており、開発の途中で口出しすることはないということを明らかにしています。
古川社長がこのようにコメントしているのは、古川社長は元々は経理の人間であり、ゲーム開発者ではないので、開発とあえて距離をとり、「任せるところはしっかりとその道のプロに任せる」方針にしているからです。
よって、岩田元社長はプログラマーということもあり、WiiやWiiU、DS、3DSのゲーム開発にいくつか関わっていましたが、現在の社長はそういうスタンスではないということになります。
ちなみに、経営と開発は全く別のものなので、古川社長のように開発に口を出さないタイプの方がゲーム会社の社長としては一般的だと思われます。
なお、古川社長は、開発中に口出しすることはないものの、その前の段階となる、商品化して良いのかどうかというような部分には当然関わっているはずです。
コメント
いい社長ですね。
開発素人社長の鶴の一声()とか、失敗フラグだからなぁ
専門は専門にというのは当然の事だけど、これが出来ない社長が多すぎる
君島社長はスイッチの発表会で見れたけど
古川社長を見れる日は来るのだろうか?
良いと思うよ(上から目線)
開発素人の社長はまだマシ。中にはゲーム会社なのにゲーム嫌いで別事業を優先する社長もいるからね。
コイツ、スマホ事業で「早々」に1000億掲げてたよな
まだ?
正直スイッチが壊れやすい事だけは開発のケツ叩いた方が良いと思う