任天堂の古川社長のインタビュー記事が、日経に掲載されています。
今回は、「自社のゲーム機にこだわっているというわけではない」というコメントなどが出ています。
任天堂、古川社長「自社のゲーム機に…」
日経のインタビューは、2018年の年末企画として、各社のトップに2019年の展望などを訊くというものです。
今回、この企画の5回目に、任天堂の古川俊太郎社長が登場しています。
古川社長へのインタビューは、「ニンテンドーラボは売れ行きが振るわず、スマホゲームの出遅れも目立つ」という導入で始まっています。
インタビューの導入としては、少しあたりが強いような気もしますが、古川社長に対しては、「かつてのイノベーション力が衰えていないか」ということが訊かれています。
具体的には、日経は、過去に開発したゲーム機の成功が大きすぎて、次の革新を起こせなくなる「イノベーションのジレンマ」に、任天堂が陥っていないかということを古川社長に質問しています。
そして、これに対する古川社長の答えが、「自社のゲーム機にこだわっているというわけではない」というものです。
スマホゲームをもっと大きくしたい
任天堂の古川社長の今回のコメントは、今はニンテンドースイッチなどの独自開発したゲーム機とゲームソフトを一体で提供することが任天堂らしい娯楽を届ける手法だと判断しているものの、技術の進歩は続くので、時代ごとに独創的なエンターテインメントを届けるためには、何がベストな手段なのか柔軟に考えていくという意味です。
このため、すぐに自社ハードを止めるというような話ではありません。
また、この「自社のゲーム機にこだわっているというわけではない」の例としては、既に、自社のゲーム機ではない「スマホ」にもゲームを配信しているということを挙げることが出来ると思われます。
そして、日経は、少し前までは赤字だったように、任天堂の業績の乱高下は、これからも続きそうなのかということも質問しています。
これについて、古川社長は、少しでも業績の振れ幅を小さくするための手法を考えているとコメントしています。
また、そのうちの1つとして、継続的な収入が見込めるスマホゲームをもっと大きくしたいということも明らかにされています。
なお、任天堂の古川社長は、「開発のプロではない」ので、ゲーム開発については、筋がいいゲームかどうか目利きができて信頼の置けるリーダーに現場を任せているそうです。
コメント
これって流石に失礼なんじゃないの?メディアっていっても同じ企業であって社会の中では一他人でしょ。
インタビュー記事載っけて自分は飯食っといて「オタクの業績乱高下ですが」とか言っちゃうの?
まぁ記事を読めば印象変わるのかも知らんけど。
今の任天堂にこんな質問よくできるな…
WiiU時代ならわかるけどさ
なんで日経はいつも任天堂に辛口なの?
経団連に入ってないからなのか任天堂に厳しいよね
任天堂寛大だな
いくら任天堂下げに総力をあげてるとはいえ失礼すぎるだろ
勝手に記事で書くだけならともかく直接聞くインタビューですらこれってのがもう呆れる
記事の指摘は間違ってはないけど・・・もっと任天堂のことを崇め奉って欲しい
なーんかこの社長不安だな…
別に任天堂だからとかじゃなくマスコミってこんなもんやで
こういうドライな経営者は開発から嫌われるタイプだな
まあスマホである程度利益出すために力入れるというのは分かるが
ラボって合計で30万売れたんだっけ
これで失敗と言われたら、国内のソフトなんてほとんど失敗じゃん
まぁ日経にマナーや常識を期待する方がダメなのかね
呆れを通り越して悲しいな
この人、スマホゲー出してヒット出せれば売り上げが伸びると勘違いしている節あるよな
スマホゲーで儲かっているのはガチャゲーだけだし、買い切りで利益なんて一時は伸びても、この人が言っている「長期的に安定した収益」にはつながる訳では無い
>> 2018 年 12 月 27 日 17:10
「ある程度」じゃないよかなりの収益を目指しているよ