ニンテンドースイッチのアップデートが少し話題になっています。
今回は、6.2.0アップデートで改造の全滅に成功したと言われています。
ニンテンドースイッチ、6.2.0アップデート
ニンテンドースイッチは、少し前にバージョン6.2.0アップデートが導入されています。
このアップデート内容は、「システムの安定性や利便性の向上」という、いつもの情報しか発表されていません。
ただ、この「システムの安定性や利便性の向上」という言葉の中には、改造対策などが入っていることが多く、今回のアップデートでもその内容が含まれています。
そして、今回のバージョン6.2.0では、その対策がいつも以上に大きなものになっています。
改造の全滅に成功
ニンテンドースイッチのバージョン6.2.0アップデートは、改造の全滅に成功しています。
改造というのは、あまり正しい言い方ではありませんが、H何とかとか、C何とかのことを紹介したくないのでこの言い回しになっていると思っておいて下さい。
つまり、ニンテンドースイッチをバージョン6.2.0にアップデートすると、本来の使い方以外の使い方が出来なくなっているということです。
ちなみに、バージョン6.2.0より前のシステムソフトウェアの状態ならば、本来の使い方以外の使い方は引き続き行えます。
このため、この点を重視すれば、全滅はしていないとも言えます。
ただ、例えば、ニンテンドースイッチのゲームでオンラインプレイをしようと思えば、通常はシステムソフトウェアの最新版を要求されるので、これまでのようなオンライン上のチートなどは行いにくくなっています。
今回、任天堂が改造の全滅に成功したのは、ハードウェアの脆弱性に対して間接的に対策をして来たからです。
海外では、ハードウェアの欠陥をソフトウェアで修正して凄いと言われていたりもするのですが、「ハード」の問題を「ソフト」で直すというような、かがくのちからを超えるような恐ろしい技があるわけではないので、この認識は正しくありません。
今回、任天堂が行ったのは、キーを生成する処理を大幅に変更したというものです。
これを変えたことで、ハードウェアの脆弱性はそのまま残っているものの、その弱点に到達することがこれまでの方法では出来なくなったというような「イメージ」です。
よって、現時点では改造の全滅に成功したものの、改造コミュニティーで凄くスキルがある人がいれば、また突破される可能性はあるということです。
ただ、これを突破するのはかなり難しいので、それほど簡単に元の状態に戻ることはないような気もします。
また、ニンテンドースイッチのハードウェア(Tegra)の脆弱性は、最近発売されているニンテンドースイッチ本体では既に修正されています。
なお、この問題は、あくまでも改造できるかできないのかの話なだけなので、ニンテンドースイッチの脆弱性が残っている本体の性能に問題があるというような話ではありません。
ニンテンドースイッチ Amazon
追記:早くも突破される
ちょうどこの記事を掲載したぐらいのタイミングで、海外で、ニンテンドースイッチVer.6.2.0で変更された部分に関連する、最初の重要な要素を突破できたとする報告が上がっています。
このため、現時点ではまだですが、改造関連は近いうちにまた元の環境に戻るとみられています。
海外の改造コミュニティーには、凄くスキルのある人がいるようなので、ハードの脆弱性は、やはりハード自体を変えないと対策は無理のようです。
ここまですぐに突破されると、今後も、一旦は全滅に成功しても、また復活するというイタチごっこになると思っておいていいかもしれません。
コメント
ちょうど突破されちゃいましたね
早々に突破されたようです。
3DSの時も大胆に変更したものの、すぐ突破されてたし過ちは繰り返すものだな
かがくのちからってすげー!
初期型がメルカリで高く売れる現象が発生しそう。
ゲームくらいイカサマせずに楽しもうぜ
スイッチのソフトの入れ替え機能を用意してくれ。
対策なんて、意味ないよ