ニンテンドースイッチについて、任天堂の古川社長が決算説明会でコメントしています。
この中で、インフレや為替の影響を考慮した値上げや値下げについて情報を出しています。
スイッチ、インフレや為替の影響は…
ニンテンドースイッチは、現時点で発売から7年目となっています。
ゲーム機は、これまでは発売後、徐々に値下げされるパターンが続いていました。
しかし、ソニーのPS5が値上げされるなど、最近のゲーム機は「値下げ」されるどころか「値上げ」されるパターンも出て来ています。
これは、インフレなど、世界の物価が大きく変動していたり、為替が大きく変動していることが影響しています。
この影響は、特に食品価格の上昇で日々実感できるものになっていると思われます。
今回、日本で様々なモノの値段が上がる中、ニンテンドースイッチもインフレや為替の影響で値段が上がることはあるのかについて、任天堂の古川社長がコメントしています。
これによると、インフレや為替の影響を考慮する必要はあるものの、現時点ではニンテンドースイッチを値上げする予定はないそうです。
一方、インフレや為替の影響を考慮する必要があるため、現時点ではニンテンドースイッチを値下げする予定もないとのことです。
よって、ニンテンドースイッチの価格は近いうちに変わることはないので、値上げされるかと思って急いで買う必要もなく、値下げされるかと思ってしばらく待って買う必要もないということになります。
つまり、欲しいと思ったときに買えばいいだけです。
ちなみに、ニンテンドースイッチは様々な部材で作られていますが、その中にはインフレや為替の影響で価格が上がっているものもあれば、その影響が薄れたことで価格が下がっているものもあるとのことです。
ただ、全体としてみれば、昔のゲームハードのように、しばらく経てば製造コストがかなり下がるというような状態にはなっていないようです。
このため、ニンテンドースイッチは、値上げも値下げもなく現状維持で7年目に入っているということになります。
なお、ニンテンドースイッチについては、有機EL版の本体の価格が通常のニンテンドースイッチ本体よりも高いので実質値上げされたと思う人もいるかもしれません。
これについては、有機EL版の本体の方が利益率が低いので、単純な価格は高いものの値上げではなく、任天堂的にはむしろ従来品よりも利益を失う形になっています。
そして、任天堂の決算も、この点が全ての原因ではありませんが、有機EL版の本体の方が売れるようになったことで、これまでよりも利益率などが少し下がる状態になっています。
コメント
ゲーム機が値下げという常識はソニーが打ち破ってくれた。
これから出るゲーム機は値下げ無しと思った方が良いかと
amiiboは希望小売価格¥1,200(税抜)〜だったのに、最近オープン価格に変更になって市場価格¥1,900(税抜)〜になってるよね
このままだと本体の方の価格改定も起こり得るんじゃないかな…
ゲームに限った話ではないけど、他の国と違ってほとんど賃金が上がってないのに大幅の値上げはつらいよねぇ
ただでさえ高いのに値上げしない
任天堂は良いね✨
ソニーは高すぎる……💦
賃金上がらないから任天堂の値上げしないのはありがたい