ニンテンドースイッチのロンチビジネスに成功したPS系メーカーが現れています。
決算説明によれば、スイッチのロンチに看板ソフトを出した結果、会社の業績がアップしていることが明らかになっています。
スイッチのロンチビジネスに成功したのは…
ニンテンドースイッチのロンチビジネスに成功したのは、「日本一ソフトウェア」です。
日本一ソフトウェアは、Wikipediaの発売ソフトのリストを見ると、これまでのほとんどのソフトをプレイステーションハードで発売しており、これぞPS系メーカーと言っていい企業です。
そして、そのようなPS系メーカーの日本一ソフトウェアが、なぜかニンテンドースイッチのロンチでソフトを出すと発表していたので、スイッチ発売前は、その意外性が少し話題になっていました。
また、ガチPS系メーカーということで、任天堂にスパイ臭を嗅ぎ付けられて警戒されていたのか、自社の看板タイトルを本体の発売日にリリースするのに、社長ですらスイッチの全ての仕様を知らされていなかったことも、以前にご紹介しました。
このような、スイッチ発売前から少し話題の日本一ソフトウェアですが、ニンテンドースイッチのロンチに、「魔界戦記ディスガイア5」を発売し、大成功したようです。
日本一ソフトウェアが昨日発表した決算によると、「魔界戦記ディスガイア5」のニンテンドースイッチ版は、日本と海外を合わせ、10万本以上のセールスを記録しているそうです。
全世界で10万本というのは、大手メーカーの場合は爆死レベルですが、日本一ソフトウェアぐらいのクラスならば大ヒットです。
しかも、ニンテンドースイッチ版は、完全新作でもなく、基本、移植作品であり、開発費はかなり低いはずです。
よって、このような利益率がかなり高い作品で、10万本以上という大ヒットを出せたことも関係し、日本一ソフトウェアは、前年同期に比べ、純利益などを大きく伸ばす決算結果を発表しています。
ちなみに、スイッチ版「魔界戦記ディスガイア5」は、以前に日本一ソフトウェアのアメリカ法人が語っていたところによれば、日本では2万本未満の販売数になっているそうなので、そのほとんどは海外で売れているということになっています。
詳しい内訳は、海外小売りからの発注数が、ヨーロッパで3.6万本、アメリカで7.8万本となっており、海外だけで11万本以上の発注があったと発表されていました。
その後、海外での最終的な発注数は下がったのか、今回の決算では、全世界で10万本以上販売したという決算発表になっています。
なお、「魔界戦記ディスガイア5」が、海外で大きく売れた理由は不明ですが、ニンテンドースイッチは、海外でもロンチソフトが少なく、体験会的なものが世界各地で開催されるときに、その出展ソフトの少なさもあって、「魔界戦記ディスガイア5」の存在がわりと目立ち、話題になっていたとも言われているので、海外のJapanゲーム好きに買われたのかもしれません。
コメント
ていうか任天堂側はスパイを疑っていたわけなの?確かにこれまでのソフトはPS系専門で出していたからとはいえswitchでソフトを提供してくれる会社自体の信用性を任天堂が疑うとは思えないけどねぇ、ファンならまだしも。
疑い、疑われの攻防でも始まってるのか?だとしたらちょっと見たくなかった闇だな。
日本だとすっかりゼルダに食われてしまったディスガイア5のスイッチ版だけど、やりこみゲーとしては元から評価高かったしな。
フリースタイルでレべリングする相性の良さはハード性能と合ってる
ディスガイアみたいなその日の気分でプレイスタイル変えたいゲームは正にうってつけだったな。アトリエシリーズも同じくその手のゲームだけど、新作はスイッチでも出るらしいから助かった。寝転んでやりたくてもvita版は流石に劣化が目立つし
スパイと言うよりか、今まで殆ど仕事をした経験がない故、情報を全て渡せるような信頼関係が存在しなかったのが問題だと思われ。
敵社にスパイ行為を平然とやるようなメーカーなんて寧ろソニーも信用出来ないだろう笑
警戒されていた「のか」
だから、あくまで 憶測だろうけど PS3のCPU情報がMSに流れたり 疑った可能性もなくはないけど…
スパイ行為とか引き抜き工作への加担とか、FC~32bit機のゲーム会社のエピソードを知れば知るほど、そういった行為が山ほどあるって事実に唖然とするよ
有名どころではナムコとかスクウェアだが
でもまぁ、それがコンピューター業界の歴史や伝統であったともいえる
アップルやマイクロソフトでさえ、取引先の未発表のアイデアをコピーして大ヒット商品を作ってきたりしてるわけだし