アメリカ任天堂が、メディア向けに声明を出しています。
今回は、スイッチを無料で交換するプログラムを始めたという噂を否定するものです。
任天堂、噂に声明
ニンテンドースイッチは、2019年8月下旬頃から、バッテリー持続時間がアップした新型が発売予定になっています。
この新型の登場は、今から1か月以上前の2019年7月17日から告知されていますが、中にはこのような新製品が出ると知らなかったという人もいると思います。
そして、知らずに最近「旧型スイッチ」を購入してしまったことに不満を持ったからなのか、アメリカのスイッチユーザーが、任天堂のサポートに連絡をしたという内容をネットに投稿していました。
また、このサポートに連絡をした人物は、自分の買った旧型スイッチを、送料の負担のみで新型に交換して貰えることになったと報告していました。
この話は、ネットの1つの書き込みに過ぎないので、本当なのかどうか疑う声もありました。
しかし、疑いを寄せる人に対しても投稿者が強気だったので、一部で信用される結果になっていました。
そして、ここでは、「ニンテンドースイッチ、最近購入した人は新型に無償交換してくれる?」として、「?」付きの真偽は確定していない噂としてご紹介しましたが、この話は、なぜか確定情報、あるいは酷いところになると、任天堂の公式発表がなされたかのようにアメリカ国内外のメディアによって広められてしまっています。
今回、この話について、アメリカ任天堂が「公式に」声明を発表しています。
スイッチ交換プログラムを否定
アメリカ任天堂の公式声明は、旧型のニンテンドースイッチを新型のニンテンドースイッチに無料で交換するようなプログラムは存在しないというものです。
これは、新型の発表前に購入した本体はもちろん、新型の発表後という、最近購入した本体についても同様です。
そして、任天堂は、もし購入した本体に何か問題があったのならば、通常のサポートを当然行っていくということをコメントしています。
よって、噂されているような、単に「知らずに旧型を購入して損した」というような人に対して、新型へと交換するようなサポートは行っていないということです。
今回のスイッチ交換プログラムの噂は、そもそもの情報の出所が、前回の記事からご紹介しているように「ネットの書き込み」にすぎないので、その経緯などの詳細がよく分かっていません。
仮に、この書き込みを行った投稿者に対して擁護的に書くならば、交換してもらったのは嘘ではなく、購入した旧型本体に問題があるとしてサポートに連絡をしたら、在庫の関係で購入した本体と同じ旧型ではなく、新型への交換になっただけというようなケースだったとも言えるかもしれません。
そして、それを拡大解釈してネットで広めたという話のような感じもします。
ちなみに、ネットでは、この書き込みを見て、新型に交換してくれるのかと実際にアメリカ任天堂のサポートに問い合わせた人も何人かおり、そこで交換するという約束を取り付けた人もいるとされているので、アメリカ任天堂のサポートにも問題があったようです。
また、今回のスイッチ交換プログラムの噂を公式に否定して来たのは、アメリカ国内外で数多く報道され、あまりにも交換依頼が多すぎて対応しきれなくなったからだと推測することも出来るかもしれません。
あるいは、前回も書きましたが、「知らずに買って損した!どうしてくれるんだ!」という、クレーマー的な声が大きすぎる顧客に対しては、こっそりと新型への交換を行っていたということも考えられます。
いずれにしても、そもそもそれほど違いの無い旧型と新型のスイッチを交換するという、おかしなサポートは正式には行っていない、あるいは、もう行わないということです。
なお、同様の噂に、アメリカでは、保証期間が過ぎていてもジョイコンを無料で無限に修理してもらえる、無料で新品に交換してもらえるというようなものもありますが、こちらもあくまでも噂レベルであり、公式にそのようなプログラムが案内されているわけではありません。
コメント
あたりまえじゃん。
なんでこのガセこんなに広まってたのか謎だな