ニンテンドースイッチについて、1つ情報が出ています。
今回は、シャープのマレーシア工場でも生産を開始しているというものです。
スイッチ、シャープのマレーシア工場
ニンテンドースイッチは、主に中国で生産されています。
しかし、中国で生産されたハイテク製品に対して、アメリカが関税を引き上げる政策などを打ち出して来たことで、中国で生産してアメリカなどに輸出するビジネスモデルは利益率が下がって来ています。
また、2020年のパンデミックを見ればわかる通り、今後も、中国の社会情勢の混乱が世界経済に影響を及ぼす可能性が高いと考えられており、中国だけに生産を頼るのはリスクがかなり高いと、全世界の企業が改めて実感する形になっています。
こういったこともあり、任天堂も脱中国生産を進めているところであり、その第1弾として、ベトナムでニンテンドースイッチの生産を開始しています。
そして、第2弾として、マレーシアでの生産を開始したということが、少し前に明らかにされていましたが、今回、このマレーシアでのニンテンドースイッチの生産について、日経が少し情報を出しています。
これによると、マレーシアでのニンテンドースイッチの生産は、シャープの工場で行われているそうです。
ちなみに、ニンテンドースイッチは、台湾のホンハイ精密工業が生産しています。
また、ホンハイは、シャープの親会社でもあります。
つまり、親のホンハイが、子が持つマレーシアの工場でも生産を始めたとも言えます。
よって、シャープのものはホンハイのもの、ホンハイのものはホンハイものなので、結局、全てのニンテンドースイッチは「ホンハイ製」ということに変わりはないのですが、ニンテンドースイッチは、現在、メイドインチャイナ、メイドインベトナム、メイドインマレーシアの3種類が存在する状態になっています。
コメント
普通にためになった。おもろい。
ホンハイが台湾企業だからできる対策なのかな。
任天堂は昔からシャープと繋がり深いけど、仮にシャープが中国企業に買収されてたらどういう流れになったんだろう。