ニンテンドースイッチの話題を、1つご紹介しておきます。
話題は、薄い本体の実現にも特許が関係して来るというものです。
スイッチ、薄い本体の実現
任天堂が出願している特許が、1つ明らかになっています。
この特許は、ゲームコントローラーに関するものだとされており、上の画像のようなデザインが掲載されています。
今回の特許は、この図だけ見ると、任天堂は、ニンテンドースイッチ向けに新コントローラーを発売するのではないかと思えるかもしれません。
実際、このコントローラーは、ニンテンドースイッチ向けのニンテンドウ64コントローラーとも少し異なる、これまでに存在しないデザインになっています。
ただ、今回の特許は、任天堂が提出しているこれらの画像には、あまり意味はありません。
この特許は、ゲームコントローラーを例にして、リチウムイオンバッテリー搭載の薄い機器を実現するための1つの技術的な方法が示されたものです。
ニンテンドースイッチ5周年おめでとう!
— おぷ (@op6415) March 2, 2022
5年の間にちょっと大きくなったね! pic.twitter.com/J2lOqgD7aN
リチウムイオンバッテリーは、製品の特性上、時間が経つと膨らんで来ることがあります。
実際、ニンテンドースイッチについても、発売から5年経って、少し膨らんで来たという、上のような投稿が話題になっていました。
このような本体の膨らみは、スマホなどのリチウムイオンバッテリー搭載機器で一般的に発生する事案です。
また、リチウムイオンバッテリーが膨らんで来るということは、それだけ本体の他のパーツに無理な力が加わった状態になっているということでもあります。
このような状態になると、バッテリー自体は普通に動作していたとしても、本体基板などがその膨張する力で壊れる可能性も出て来ます。
今回の任天堂の特許は、そういったバッテリーの膨らみが発生してしまっても、本体基板などに影響を与えにくい設計を示したものであり、この設計に対して特許を出願しているものになっています。
これは、本体基板などに影響を与えにくい設計を、これまでよりもコンパクトに実現するための設計でもあります。
つまり、ニンテンドースイッチの薄い本体や、ニンテンドースイッチのコンパクトなコントローラーを実現するための特許でもあるということです。
このような特許は、バッテリー付きの携帯ハードでもあるニンテンドースイッチにとって重要なものです。
このため、今回の特許そのものが、既にニンテンドースイッチ本体に使われているというわけではありませんが、ニンテンドースイッチで薄い本体が実現できているのは、任天堂によるこういった方面の技術的な研究の成果の部分もあります。
また、より薄い本体の実現を目指すなど、特許が取得出来るかもしれないレベルの研究が引き続きなされているということでもあります。
コメント
画像のやつ
VRゴーグルに見えなくもないなw
スイッチ次世代機も持ち運べるハードなんだろうね