ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。
話題は、有機EL版の消費電力は初期モデルの半分になっているというものです。
スイッチ、有機EL版の消費電力
ニンテンドースイッチ本体は、いくつかのバリエーションが存在します。
まず、大きく分けると、普通の本体と携帯専用「Lite」の2種類に分かれます。
普通の本体を更に分けると、ディスプレイが液晶バージョンのものと、ディスプレイが有機ELバージョンの2種類に分かれます。
さらに、普通の本体でディスプレイが液晶バージョンのものは、今は販売されていない旧型(初期モデル)と、その改良版として現在販売中の新型に分かれます。
今回、これらのニンテンドースイッチ本体の消費電力が、任天堂の会社案内のCSR(企業の社会的責任)の項目の中で紹介されています。
初期モデルの半分になる
ニンテンドースイッチ本体の消費電力については、上のような表が作られ紹介されています。
これを見ると、ニンテンドースイッチの有機EL版の消費電力は初期モデルの半分になっていることがよく分かると思われます。
この消費電力の違いは、使用されているSoC(System on a Chip)の違いであり、ざっくり言えば、使用しているCPUやGPUの消費電力が小さくなったので、ここまでの差が出ているということです。
ちなみに、このSoCの変更は、初期モデル(2017年発売)→新型(2019年発売)のときに行われています。
このため、初期モデルと現在発売中の液晶ディスプレイ搭載の普通のニンテンドースイッチ本体の新型との消費電力の差もかなりある状態になっています。
また、「新型(2019年発売)」と「有機ELモデル(2021年発売)」でも、消費電力の差が約1Wだけ存在します。
これは、使用しているSoCは同じなので、その他のパーツの微妙な違いから発生しているものになっています。
なお、前掲の表はテレビモードで使用した場合の消費電力の差です。
携帯モードで使用の場合は、「新型(2019年発売)」と「有機ELモデル(2021年発売)」の消費電力の差はほぼなく、どちらも約4Wです。
このため、ニンテンドースイッチの場合、液晶ディスプレイで画面を表示中なのか、有機ELディスプレイで画面を表示中なのかの部分については、ほとんど消費電力の違いはないと考えてもいいのかもしれません。
また、携帯モードだけの「Lite」の消費電力も約4Wになっています。
コメント
技術の進歩は凄いのぉ…
技術の歩は凄いのほぉ…
そもそも初期型でも少ねえのに何であんな発熱すごいんだろ