「任天堂の倒し方」について、グリーの田中社長がコメントしています。
これによると、石島照代氏の主張とは違い、そのような発言はなかったとしています。
任天堂の倒し方、グリー田中社長は否定
「任天堂の倒し方」とは、ネットでよく使われる煽り文句の1つです。
グリーの面接に行った人が、若い面接官から、「任天堂の倒し方、知ってますよ」と言われたという話を、石島照代氏が書き、zakzakのネット記事として配信されていたものです。
これが、一部のまとめサイトなどの煽り文句として最適でもあったことから、グリーの記事が書かれるときに、非常によく使われる単語になっていました。
これについて、グリーの田中社長が発言を否定しています。
グリーの田中社長は、「僕らとしては、『そんなこと言ってないね』というのが大きいです」と断言し、広報担当者も「社内であんな会話をしたことはない。全体会議でもしたことはない」と否定しています。
よって、今さらではありますが、そのような事実はなかったというようなことがコメントされています。
任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ
「任天堂の倒し方」については、もう少し詳しく書くと、「任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」という発言があったとされるものです。
記事は2012年に書かれたものであり、今でも続いていますが、当時は、ソーシャルゲームの勢いがすごく、このまま家庭用ゲーム機、そしてそのトップ企業の1つである任天堂は衰退していくのではないかという見方も多くなっていました。
そのような中、当時は企業業績も絶好調だったグリーの中途採用の面接に、家庭用ゲーム機の開発者が行ったとき、若い面接官が「さげすむように言った」と書かれていた言葉が、前述の「任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」というものです。
ちなみに、今回の否定記事では、この若い面接官が言った話が、いつの間にか、グリーの田中社長が言った話にすり替わっているということもコメントされています。
そのようなすり替えが広まっていたのかどうかが、そもそもよく分かりませんが、とりあえず、社長としての発言も、社内での会議や会話にもなかったということが述べられています。
ただ、「若い面接官」が存在するのかという話や、面接でそのような話が出たことはないということまではコメントされていません。
また、一番重要な、石島照代氏に対して、グリーの社長が否定しているけれど、どのようにコメントするのかということが訊かれていない記事になっているので、両者の言い分の違いが比較できません。
よって、どちらかが嘘をついているということになるでしょう。
または、意図的な嘘ではないならば、石島照代氏がガセネタを掴まされ、広めてしまったなどの可能性もあります。
ということで、今回の否定記事は、石島照代氏側の主張が気になる内容で、これで完全決着とはハッキリ言えないかもしれません。
このため、グリーとして、今後、「若い面接官」の存在も否定し、石島照代氏やzakzakに対して抗議をしたというところまで行って、ハッキリ決着を付けて欲しい部分もあると思われます。
なお、グリー側が、これまで否定しなかったのは、簡単に言えば、完全なウソ話なので必死に否定する必要もないという判断から来ているそうです。
ただ、あまりにもずっと言われ、イメージも悪いので、グリーがニンテンドースイッチに「釣りスタ」というソフトを出すタイミングで、このようなコメントを出しているということのようです。
コメント
任天堂の耳に届く前に健全な日本のお母さんたちに倒されたグリー(笑)
ソースがないのにこの発言をことあるごとに使ってたねえ
上のコメントに対して「念のため」補足しておくと、このブログにおいて、
「任天堂の倒し方」の検索で引っ掛かるのはこの記事だけです。
https://ga-m.com/?s=%E4%BB%BB%E5%A4%A9%E5%A0%82%E3%81%AE%E5%80%92%E3%81%97%E6%96%B9
グリーの社員って今もだろうけど当時は本当に若い社員が多くて、ガラケーでグリーやモバゲーが流行ってた時の勢いは凄かったし正直本当にグリーの誰かが言ったんだと思うなぁ。でもその言ったとしても冗談のつもりでちょっと喋っただけかも知れないしどの程度か分からないけど
>当時は、スマホゲームの勢いがすごく~
当時勢いがあったのはスマホゲーじゃなくてガラケーのゲーム、いわゆる「ソシャゲ」と呼ばれていたもの。この頃はパズドラが大ブレイクしたものの、スマホゲー全体はそれほど盛り上がっていなかった。で、グリーはソシャゲで荒稼ぎしたもののスマホゲーブームに乗ることが出来ずに落ちぶれていった。
スマホゲームをソーシャルゲームに修正しました!
今もそうだけど、あの頃のソシャゲはほんとやりたい放題だったなぁ