ニンテンドースイッチ「ペーパーマリオ オリガミキング」について、少し情報が出ています。
今回は、オリキャラや凝った物語に対する「縛り開発」を継続中であるというものです。
ペパマリ オリガミキング、縛り開発を継続中
「ペーパーマリオ オリガミキング」は、ペーパーマリオシリーズの最新作として、ニンテンドースイッチで発売中です。
今回、このシリーズのプロデューサーである任天堂の田邊賢輔氏と、アシスタントプロデューサーである田端里沙氏に対して、海外メディアがインタビューを行っています。
そして、この中で、昔のコアなペーパーマリオファンが気になる点について回答がなされています。
これによると、「ペーパーマリオ オリガミキング」は、初期作品で好評だった、ユニークなNPCなどのオリジナルキャラクターの投入に制限が入った状態のままだそうです。
また、こちらも初期作品の方がその傾向が強くなっていましたが、今作は凝った物語の展開にも制限が入っているとのことです。
このため、「ペーパーマリオ スーパーシール」以降、開発オプションでオンにされている感じの「オリキャラや凝った物語」に対する「縛り開発」が今作でも継続中になっています。
ちなみに、なぜこのような「縛り開発」を継続中なのかについては、超ざっくり言えば、今は実際の開発現場からかなり遠ざかっていますが、スーパーシール開発時に、宮本茂氏にそのように指示されたからだとみられています。
作り方は色々あるはず?
宮本茂氏にそのように指示されたと言われている「ペーパーマリオ スーパーシール」については、「神」にそのように言われたのなら、その作品の誕生自体は仕方がなかったと理解できます。
しかし、「スーパーシール」の内容で批判が多く出たのに、続く、「カラースプラッシュ」でも同じような路線で開発して同じように批判され、最新作の「オリガミキング」でもまた同じ路線で作って来るというのは、なかなか信じられないとも言われています。
任天堂の古参プロデューサーなら、「スーパーシール」の後に、ファンからこのような声が数多く寄せられているので、初期のような感じで作りたいと宮本茂氏を説得すべきです。
そして、田邊賢輔プロデューサーは、どうもそのような交渉が出来ていないのではないかとも以前から言われています。
ちなみに、「オリキャラや凝った物語」に対する縛りが入っている理由は、「マリオ世界の複雑化を防ぐ」ことが理由の1つであり、これは守るべき内容だと言えます。
ただ、これについても、ペーパーマリオは元々本編シリーズではないので、例えば、毎回マリオキャラたちが別の世界に飛ばされ、元のマリオ世界に戻る話にするなど、本編マリオに影響しない形で、「オリキャラや凝った物語」を展開させる方法はいくらでもあるはずだとも考えられています。
そして、そのような努力が実際に行われたのか行われていないのかよく分かりませんが、田邊賢輔プロデューサーに対する海外などでの評価は、「スーパーシール」以降、かなり下がっています。
また、この評価は、ペーパーマリオがスーパーシール路線の脱却を図れていないだけではなく、3DS「メトロイドプライム フェデレーションフォース」の発表により全世界で大炎上したことや、スイッチ「メトロイドプライム4」を予定通りに完成させることが出来ず、1から作り直しせざるを得ない状態にしたことなども影響しています。
ちなみに、このような内容を紹介すると、最近の「ペーパーマリオ」シリーズは面白くないのかと考える人もいると思いますが、それとはまた別の話です。
「ペーパーマリオ オリガミキング」も含めて、最近の「ペーパーマリオ」シリーズは、これはこれで十分面白いのですが、昔のシリーズには「もっと面白い要素がいっぱいあった」のに、なぜ削除するのかと国内外で「嘆かれている」ということです。
なお、以前にご紹介した、「ペーパーマリオ オリガミキングのRPG的なレベルや経験値の問題」なども「オリキャラや凝った物語」と同じような話です。
コメント
スーパーシール路線は本当にマジで初代からやってきたファンから大不評で叩かれまくってるのに元の路線に戻さないのか訳が分からない。そもそも任天堂がメインで直接開発している訳では無い外伝作品なのにマリオの世界観を広げ過ぎない云々もあるかよ
だったらスーパーマリオオデッセイのニュードンクシティでリアル等身の人間が出た事とかマリオの世界観に似つかわしくないリアルドラゴンが出た事については何も言わんのか?
『さて きょうのおはなしは…』
パレッタ…!レサレサ…!ノコタロウ…!クリスチーヌ…!
デアールであ〜る…!カメックババ!キノじい…!
ノコブロス!コルテス!チャールズ先生!エマとルミエール!
サードへの規制はブランド守る為似合って良いと思う。
でも、セカンドへの規制はやはり無くなるべきかと…。
多くは語りません。語ると悲しくなるし、キリが無い。
とにかく、愛のある記事をありがとうございました。
宮本氏は偉大なゲームクリエーターだけど
既に過去の人なんだね
もし宮本氏が指摘しなかった場合、四作目、五作目がどんなペーパーマリオになったのかは気になる
マリオじゃなくてよくない?を凝縮したゲームに、なりそう…
もう分かったから
せめて初期3作を現行機で遊ばせてくれ
ぶっちゃけマリオの世界で文房具がボスキャラになってる方が違和感あるんですけどw
ただ、今作はシナリオに関しては
RPGに負けない出来だと思います
それだけに、任天堂がキャラ制限
を設けているのは足枷でしかない
「オリガミキング」はあくまでも”スーパーシール路線の中では良作”ってだけで、ペーパーマリオシリーズ全体でみると下から数えた方が早いよね
マリオという王道から離れた作品だからこそ人気を得たわけで今更このシリーズにマリオじゃなくてよくない?なんて考え自体が愚問だと思うぞー
ピクミン
スターフォックス
ペーパーマリオ
最近宮本さんが関わったタイトルって打率低いよね。
ISが暴走してたのは事実だし既存の種族に勝手にオリジナリティー付けてたらそりゃそうなる
YouTube見たけど。このソフト買いません。
>ISが暴走してたのは事実だし既存の種族に勝手にオリジナリティー付けてたらそりゃそうなる
要はバランスが取れないって話だね
>> 既存の種族に勝手にオリジナリティー付けてたら
昔のペーパーマリオに関してはその部分が面白かったんだよなぁ。
RPGにしない理由も元記事読んだら分かった。個人的には残念だけど、幅広いプレイヤーが楽しめた内容なら任天堂の勝ちだと思う。
ただマリオストーリーも幅広いプレイヤーに遊べるとっつきやすい任天堂にしかできないRPGだったと思う。
この先もマリオストーリーが原点にして頂点になってしまうの…か?
ペーパーマリオシリーズ未プレイだからそんな偉そうな事言える立場じゃないのかもしれないけどマリオシリーズは任天堂の看板タイトルでありこの先一生作られるであろうゲームだしキャラクター1人1人を作るのも慎重にならざるを得ないんじゃないかな
後、宮本さんを悪く言うような人もいるけどさすがにマリオシリーズだから会社の意思でもあるんじゃないかとも思う
こればっかりは宮本さんもペーパーマリオ製作陣も責めないであげてほしいたぶん作るのも色々気を使う作品になってしまったのよ
宮本さんも60過ぎやからなぁ
60過ぎのおじいちゃんが若者にも既存ファンにも受け入れられる作風を作るのはまぁ無理なんじゃないの?
どれだけ昔華々しく咲いてた花でも枯れたら無様なもんよ
ペーパーマリオシリーズ全体でみると下から数えた方が早いよね
納得
俺たちの愛した初期二作のRPGがルールの戦闘でで魅力的なオリキャラがたくさんいる新作のペーパーマリオはおそらく二度と出ないであろう…
こんだけフレーバーテキスト散りばめておいてオリキャラ制限する必要なんてないと思うんだけどな
田邊さんが昔言われたことを頑なに守ってる無能だとも思えんし、こうなってる理由がよく分からないのがもやもやする
マリオオデッセイで宮本さんはリアル頭身のキャラが出るのを心配してたけど結局発売されてるし、なんでもかんでも宮本さんの指示に従ってるというわけではないでしょ
宮本さんがマリオの世界観を管理しすぎてるっていうよりはむしろ制作側が宮本さんを納得させられないってのが問題点だと個人的に思う
所謂オリキャラに魅了を感じてた自分にとってこの発言は非常に残念
今後ずっと自分はこのシリーズの客じゃないんだなと思うといっそ諦めがつくわ
スーパーペーパーマリオは個人的に好きだったけど、結構マリオらしからぬシリアスなストーリーだったね。仲間キャラの設定とか恋愛シミュレーション風ボス戦とか色々ぶっ飛んでたし、アレはIS側の暴走だったのかな。本編の良くも悪くもシンプルなストーリーと区分け出来て、それはそれで魅力的なんだけどな
宮本はもう数年前から開発現場と一線引いてるから
宮本というより権利の問題でしょう。
インテリジェントシステムは子会社というわけではないし
そういう会社にマリオの世界観を好き勝手にイジらせるのは危険ってのが普通の考えですわな。
このペーパーマリオの一件を見ていると、マリオもいずれFF委員会かそれ以上に今後のゲーム制作にガッチガチの制限が加えられるんじゃないかと思うとゾッとする
正直な話、宮本さんのそのこだわり、マジでくだらなすぎる! これで一つ思った事ペーパーマリオシリーズは今その当たり前をみ直べきです、あと任天堂には宮本さんと堂々と戦えるスタッフさんも必要です
その内ファンが旧路線風のペパマリを勝手に作ったり任天堂に怒られて開発停止になったりするのかしら
ペーパーマリオでは無いけどもオリジナルキャラとマリオストーリーのシステムでゲームを作ってるインディーソフトがあったりするから、もう旧作路線はそういうペパマリライクで我慢するしか無いのかも…
>ペーパーマリオシリーズ全体でみると下から数えた方が早いよね
歴史長いから記憶があやふやなのかもしれないけれど、まだたったの6作目からね
最近は新作をリリースするまでのスパンがかなり短くなったよね
結局今回も駄作でしたな、本当縛りいらない
曲やグラフィックだけはよかったがそれでもマリスト未満
ファンがオリガミキングをハックして
マリストペパマリ時代のキャラを加えたMOD作ったほうが面白くなるわ
ストーリーで楽しませるタイプの遊びでキャラクターの個性を縛るのってすごく面白さに制限がかかるとおもう
オデッセイがリアル頭身でも発売できたのは開発が本社でかつ発言力の強い小泉さんがプロデューサーだったからなんじゃないか
ぺパマリはインテリジェントシステムズだし宮本さんに直接意見言えないだろうしな
オリガミはブラックジョークとかは結構復活してるし割と好き勝手やってる印象だけど
マリオキャラだけが個性のない見た目の奴らばっかなのは相当宮本さんの発言が開発にとっては影響力が強かったんだろうな
既存のキャラクターのイメージを脚色すると、それを別の作品にも引き継がなきゃいけなくなる弊害があって、スマブラ64の時もそれを懸念して宮本さんはNGを出していた話がある。
でも岩田さんは任天堂のキャラで作りたかったから、桜井さんにNGが出たことを伝えずにマリオとかを使ってデモを作らせて、宮本さんに『もうここまで作っちゃったんですけど?』って持ち込んで結果開発へ…なんて経緯があったり…。
まぁでも確かに未だにピーチ姫はケーキに洗剤を入れるとんでもない料理センスだってイメージは残っているかな…w
宮本さんに忖度しすぎだと思う。
プロデューサーがもっと交渉しないと。
マリパ5マリカGBAの時はマリストと本家マリオは仲良かったのにどうして…って感じですね
何かあったんでしょうか