プレイステーション生みの親の久夛良木健氏のインタビュー映像が公開されています。
この中で、灰皿を投げたことはない、任天堂と戦ったことはないということがコメントされています。
久夛良木健、灰皿を投げたことはない
バンダイナムコの鉄拳の原田氏が、久夛良木健氏のインタビュー映像を公開しています。
久夛良木健氏は、プレイステーションの生みの親として知られている人物です。
ただ、PS3時代に巨額の赤字を出し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の経営から実質引き離され、その後、SCEの名誉会長職に就いていましたが、現在はそれも退任し、複数の企業の社外取締役などとして活躍しています。
また、久夛良木健氏は、数々の発言が話題になっていた人物でもあり、「プレイステーションは高級なレストランでの食事であり、それを社員食堂での食事と比べるのはナンセンス」というようなことをコメントしていたのが有名です。
今回、このような伝説の残る久夛良木健氏に、原田氏があれは本当なのかということを1つ質問しています。
それは、「関西の会社」の会議室で、対応していた人物に怒って灰皿を投げつけたという伝説についてです。
これについて、久夛良木健氏は、その会社だけではなく、今まで灰皿を投げつけたことはないとコメントしています。
また、自分は特に反論しなかったので、ネットなどで好き勝手に色々な事を書かれたり、言われてたりして来たということもコメントしています。
ちなみに、この灰皿を投げつけたという話は、具体的に何のことなのかよく分からず、「久夛良木健 灰皿」で検索しても何も出て来ないので、昔ネットで話題になっていた話ではなく、バンダイナムコなどの関係者の間で話題になっていた話なのかもしれません。
なお、前述の高級レストランの話と、後述のフェラーリの話は、好き勝手に書かれたものではなく、どちらもちゃんとしたソースがある話です。
任天堂と戦ったことはない
プレイステーション生みの親の久夛良木健氏は、前述の高級レストラン発言の他に、「PSはBMWにフェラーリのエンジンを載せるようなもので、任天堂はかわいい新型のファミリー車あたり」などの発言もあり、前述の「社員食堂」も任天堂を念頭に置いたものだと言われていますが、任天堂を引き合いにしたコメントがいくつか知られています。
このため、久夛良木健氏がソニーやSCEの経営側の人間だったときは、任天堂をかなり意識していたと考えられています。
しかし、今回のインタビューで久夛良木健氏は、任天堂と戦ったことはないということもコメントしています。
久夛良木健氏によると、セガなども含めて、当時の他のハードメーカーのゲーム機が盛り上がるのは、「ゲーム」の宣伝を行ってくれているという意味では、PSにとってもプラスだったと考えているそうです。
ただ、マスコミなどは対立構造が好きなので、戦っているようにされていた的なことをコメントしています。
今回のインタビューでは、今で言う「炎上発言」をいくつも持つ久夛良木健氏が、マスコミに対して恨みを持っているような様子も少し窺えます。
しかし、プレイステーションは、どちらかと言えばそのマスコミを利用して普及を図って来た部分も大きいと思われます。
また、久夛良木健氏自身も、SCEの一線から退いた後、角川というファミ通などのマスコミを持つ企業の社外取締役として報酬を貰っていたなど、マスコミ側の人間でもあったわけなので、このマスコミ批判の部分は「おまいう」的な感じもあり、あまり共感は得られないかもしれません。
コメント
ソニーの関係者って漏れなく性格悪くなるの?
今の任天堂ハードはファミリー車かもしれんけど少なくとも64とGCはPSより性能上だったし、どちらかというとプレステの方が見た目豪華なだけのファミリー車だったような
PS2の発表会かなんかで性能を紹介する場があったけどそこで他社のハード(GC)と性能を比較する時にデタラメなグラフや数値をマスコミに紹介してましたけどあれはどう説明するんです?
任天堂をただの安物と見てただ高性能なのが絶対上だと思ってる時点で成長しないと思うな
たかがゲーム機、しかもたった5万の商品を高級レストランって笑
それ本物のセレブ達の前で言ってみて欲しいわ。絶対笑われるぞ
原田さんですね!^-^