ソニーの「プレイステーションプラス」について、1つ話題が出ています。
話題は、PS3ソフトはなぜクラウド版だけなのかについてです。
PSプラス、PS3ソフトはクラウド版
ソニーは、2022年6月に「プレイステーションプラス」をリニューアルしています。
このリニューアルにより、最上位の「プレミアム」のプランだと、ごく一部ではあるものの、初代のPSから最新のPS5までのソフトが追加料金なしで遊べるようになっています。
ただ、この「PS1からPS5までのソフトが遊べる」という内容は少しややこしく、これまでのフリープレイのようにダウンロードして遊ぶものではないソフトも存在します。
特に、PS3ソフトは、現時点ではダウンロードして遊べる作品は存在せず、全てクラウド版で遊ぶ状態になっています。
では、PSプラスは、なぜPS3ソフトだけクラウド版しか遊べないのでしょうか。
それは、一般的にはPS3の公式エミュが未完成だからだと言われています。
つまり、クラウド版にしているのは、ソフトをダウンロードして遊ばせるようにするための環境が準備出来ていないということです。
公式エミュは開発中か
PS3のエミュは、世の中に全く存在しないということはなく、ネットで探せば非公式なものがすぐに出て来ます。
しかし、PS3ハードが特殊な構成になっていることから、どれも完成度はかなり低く、全てのゲームが正しく動作するというようなエミュは現時点では存在しません。
ただ、ソニーは、公式エミュの開発を諦めているのではなく、PSプラスのリニューアルでPS3ソフトを提供することを決めたので、現在、本格的に開発を行っているのではないかとも言われています。
これは、ソニーが最近、LinkedInでクラシック分野をサポートするソフトウェア開発エンジニアの募集を行っていることからそのような考察が出ています。
また、最近判明した特許では、ソニーがPS3時代などの周辺機器をエミュで動作するようにする研究を行っていることが明らかになっています。
よって、クラシック分野に限定した開発者の追加募集や、特許として出て来ている最近の成果物から、ソニーがPS3の公式エミュレーターを完成させようと努力しているのではないかと言われています。
ちなみに、PS3ソフトは、クラウドで遊べるのだからそれでいいのではないかと思う人もいるかもしれません。
しかし、リニューアルしたPSプラスでPS3ソフトなどをクラウドで遊ぶと、やはりラグなどが気になるのでダウンロードできる仕様にして欲しいと言われています。
また、リニューアルしたPSプラスのクラウド版のソフトは、混んでいる場合、「順番待ち」という仕様が発生します。
このため、ラグ以前にそもそも好きな時に遊べないこともあるので、早急にPSプラス用のPS3公式エミュを完成させてダウンロードして遊べる仕様にすべきだとも言われています。
コメント
PS3は狂気の天才によるこじらせまくったCPUだったからなあ
当時の実機での開発でも困難を極めたのに、それを別ハードでエミュレートするのは至難の業でしょうね
サターンとPS3は複雑すぎる設計で有名だね
PS3をあんなややこしい仕様にした弊害だよなぁ完全に
ゲーパスに対抗したかったのかもしれないけど、初手はあんま上手くいってない印象。
そこまでしてやる必要あるかね
エミュと言っても全ソフト対応なんか夢のまた夢なんだろうし
高性能と言われてるハードで結局やるのは昔のゲームってどうなのかと
やっぱり方針が全体的におかしい気がする
PS3は人気ソフトはPS4に移植されてて、別にクラウドでやるほどではないのが正直なところ。
移植不可能なのか、著作権問題なのかは不明だが、FF13やMGS4は今でも移植をしないか待ってる。
あまり話題に出てるのを見ないけど、ストリーミングだとDLCも使えないんよな
クラウドの「待ち」は今後解消されるのかどうなのか。
SIE自体が過去作の扱いを止めたがっているように見える。
CEOの「化石」発言然り、PS3/VITAのPS Store終了発言然り。
クラシックカタログが最上位プランにしかないのも理解しがたい。
PS3以前のラインナップがアクセスできなくなるということは、相対的に洋ゲーの比率が上がるということで、PSプラットホームから和ゲーを根絶したがってるんじゃないのかと勘ぐってしまう。