アメリカ任天堂の社長が交代します。
この交代は、現地時間で2019年4月15日に実施されています。
アメリカ任天堂の社長業は終了
アメリカ任天堂の社長は、少し前に、2019年4月15日で交代になると発表されています。
そして、現地時間でその日を迎えたので、これまでのアメリカ任天堂の社長による業務は終了となっています。
アメリカ任天堂のこれまでの社長はReggie Fils-Aime氏であり、今後は、Doug Bowser(ダグ バウザー)氏が務めます。
Reggie Fils-Aime氏は、その前の社長が誰だったのか回答できる人は少ないぐらい、長い間社長を務めていたので、アメリカの任天堂と言えばこの人という感じになっていましたが、2019年4月15日をもって、約13年間務めた社長業を終えることになります。
ちなみに、Reggie氏は、社長業を引退後、どのような活動を行うのかについては今のところ明らかにしていませんが、とりあえず、しばらく休息するということがコメントされています。
なお、Reggie氏の前のアメリカ任天堂の社長は誰だったのかについては、記事の最後に紹介しているので、読む前に一度考えてみて下さい。
Reggie氏の存在を知っているぐらいの人なら、確実に知っている人がアメリカ任天堂の社長でした。
Reggie Fils-Aimeの正しい読み方は?
アメリカ任天堂のこれまでの社長は、レジー(Reggie)社長と言われることが多くなっていましたが、その正式な名前は「Reggie」ではなく、「Reginald Fils-Aime」というものです。
「Reggie」又は「Reginald」は、それぞれ、「レジー」又は「レジナルド」と比較的簡単に読めます。
しかし、「Fils-Aime」というのは、かなり読み方が難しい名前です。
これは、日本人が読みにくい名前というわけではなく、アメリカ人も、この「Fils-Aime」という単語を何と読めばいいのかよく分からないものになっています。
読めないという部分1点におけるニュアンスとしては、漢字で書かれたキラキラネームのようなものですが、レジー社長の引退に関連して、この正しい読み方をご紹介しておきます。
「Fils-Aime」の正しい読み方は、「フィーサメイ」です。
日本では、「フィサメィ」と書かれることが多いかもしれませんが、本人が自ら紹介していた読み方では、「フィー」と伸ばし、「メイ」の「イ」の部分もわりとハッキリ発音する形になっています。
ちなみに、日本の任天堂の紹介だと「レジナルド フィサメ」という読み方です。
よって、発音重視だと「レジー(レジナルド) フィーサメイ」ですが、任天堂公式の書き方が正しいという説をとるならば、「レジナルド フィサメ」が一番正しいと言えるものになります。
初代と2代目の社長
レジナルド フィーサメイ氏は、「Nintendo of America」の3代目の社長です。
そして、レジナルド フィーサメイ氏の1つ前となる、「Nintendo of America」の2代目の社長は、日本の任天堂の元社長、君島達己氏です。
君島達己氏は、現時点では、日本とアメリカの両方で社長を務めた唯一の人物になっています。
日本の任天堂の社長に就任した時は、急に亡くなってしまった岩田元社長の代わりに、知らないおじさんが出て来たなどとも言われていましたが、アメリカで社長業の実績が十分あったので、残った経営陣の中では、一番社長にふさわしい人物でもあったわけです。
そして、実際、WiiUユーザーにはモヤっと感が残ったものの、WiiU失敗の暗黒時代を早期に終わらせ、ニンテンドースイッチをヒットさせて、任天堂の業績を大きく好転させた実績も作ったということになっています。
なお、君島達己氏の前の社長は荒川實氏であり、日本の任天堂の創業家と関係の深い荒川實氏が、初代「Nintendo of America」の社長でした。
ちなみに、レジー フィーサメイ氏は、これまで、ツイッターアカウントを持っていませんでしたが、社長業が終了したこともあってか、上のような画像を投稿し、ツイッターを開始したことも明らかにしています。
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