スマブラ スペシャル、ソラ参戦は野村哲也氏も希望していた内容。喜んで貰えてよかった

　ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、海外メディアのインタビューでスクウェア・エニックスの野村哲也氏が少しコメントしています。

　コメントは、ソラ参戦を希望していたというものです。

スマブラSP、ソラ参戦は野村氏も

　「スマブラ スペシャル」は、最後の参戦キャラクターとして、キングダムハーツのソラが追加されています。

　このソラは、有料のダウンロードコンテンツとして追加されています。

　キングダムハーツのソラ参戦は、スマブラのニンテンドースイッチ版だけではなく、3DS WiiU版のときにも望まれていました。

　ただ、ソラは、スクウェア・エニックスのキャラクターであることに加えて、ディズニーのキャラクターでもあるので参戦が難しいのではないかと言われていました。

　しかし、参戦が難しいとみられていた中で、「スマブラ スペシャル」の最後のキャラとして追加されたこともあり、その参戦は、スマブラの追加キャラクター史上、最も驚かれたものになっていました。

　今回、この「スマブラ スペシャル」のソラ参戦について、スクウェア・エニックスの野村哲也氏が少しコメントしています。

喜んで貰えてよかった

　スマブラのソラ参戦は、スクウェア・エニックスの野村哲也氏も希望していた内容になっていたそうです。

　ただ、ディズニーやキングダムハーツの世界観や物語との整合性なども考えると、その実現は難しいと考えていたとのことです。

　しかし、あるとき、ディズニーが「スマブラ スペシャル」参戦の話にOKを出して来たので、これはいい機会だとして、難しい内容ながらも実現することにしたとのことです。

　よって、「スマブラ スペシャル」のソラ参戦は、ディズニーに言われて嫌々実現したというような内容ではなく、野村哲也氏も元々希望していた内容だったということです。

　ちなみに、そんなのアタリマエじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、皆が皆「スマブラ様」に参戦させてもらえることをありがたいと考えているわけではありません。

　これは、スマブラや任天堂が好き嫌いということではなく、「そんなに敵に囲まれたらカービィがかわいそうじゃないですか」的な発想を持っているゲーム開発者も普通にいることから、ボコボコにされるというスマブラのゲーム性とキャラクターの特徴が合っていないというようなことからも発生する内容です。

　実際、桜井氏も、かつてのソラもそれだったのかもしれませんが、過去に参戦を断られたキャラクターがいたことを示唆していたりします。

　そして、野村哲也氏は、「スマブラ スペシャル」にソラを参戦させ、皆に喜んで貰えて本当によかったということもコメントしています。

　なお、ディズニーがソラ参戦にOKを出して来た経緯については、「スマブラ スペシャル、担当者との偶然の挨拶がソラ参戦に繋がり無理して6枠に増やす」の記事を参考にしておいて下さい。