ソニックフロンティア、絶賛からの絶望、再期待へと変わる。ゼルダBOTW続編までの本命か

　セガの「ソニックフロンティア」の話題をご紹介しておきます。

　話題は、絶賛からの絶望、そして再期待へと変わり、ゼルダBOTW続編までの本命のゲームだと考えられるようになっているというものです。

ソニックフロンティア、絶賛からの絶望

　「ソニックフロンティア」は、セガのソニックシリーズの最新作として、PS4＆PS5、Xbox、ニンテンドースイッチ、Steamで2022年冬に発売される予定です。

　今作は、2022年6月初めにIGN独占で新たな動画が公開されていました。

　この動画は、ソニック初のオープンワールドのゲームになっていることが確認できると言われていました。

　また、任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を連想させるものでもあったので、特に海外で絶賛されていました。

　しかし、その後に追加公開されたIGN独占動画の第2弾で、「ソニックフロンティア」のゲームプレイの様子が紹介されると、その雰囲気は一変し、絶望へと変わります。

　それは、デバックルーム、テストルームのような印象のフィールドの中で、ソニックが寂しくプレイしているような内容だったからです。

　また、大自然の中に人工的な建造物が散りばめられた世界観も違和感があると言われていました。

　そして、この動画の公開により、「ソニックフロンティア」は、こんな未完成のように見える状態で発売するのではなく、1年ぐらい発売を延期して完成度を上げてはどうかというような声も出るようになっていました。

ゼルダBOTW続編までの本命か

　「ソニックフロンティア」は、先日のニンテンドーダイレクトのパートナー版で新たな動画が公開されています。

　この動画では、これまで公開されていなかった「電脳空間」というものが存在することが明らかにされています。

　電脳空間は、従来のソニックゲームのようなステージのことです。

　つまり、今作は、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の「祠」や「ダンジョン」に相当するものが「電脳空間」になっているのではないかとみられ、期待値が上がっています。

　また、今作の舞台は、「スターフォール諸島」であり、現在公開されている島は「最初にたどりつく島」とされているので、他にもオープンワールドな世界（島）が用意されているとして再度期待される状態になっています。

　よって、「ソニックフロンティア」は、一度大きく落ちた期待感はなかなか戻らないのが普通ですが、絶賛からの絶望、そして再期待へと変わった珍しいゲームになっています。

　また、2022年年末に遊べるとみられていたゼルダBOTW続編が2023年春に延期してしまったので、「ソニックフロンティア」は、その発売までに遊ぶゲームの「本命」になっているのではないかとも言われています。

　ちなみに、アメリカ任天堂がアップしているダイレクトの個別動画では、ペルソナやマリオラビットですら10万越えぐらいの再生回数なのに、「ソニックフロンティア」だけ33万越えというダントツの再生回数になっています。

　このため、「ソニックフロンティア」は、特に海外ファンから大きく期待されていることが、このような数字からも分かると思います。

　なお、「ソニックフロンティア」は、セガ自体は「オープンワールドのゲーム」だとは言っておらず、「オープンゾーン」や「次世代のステージクリア型アクションゲーム」と言っています。

　よって、実際にはファンが言っているようなオープンワールドのゲームとは少し違うかもしれず、ゼルダBOTW続編までの本命などとしてあまり過度な期待はしない方がいい感じもあります。

　ただ、「ソニックフロンティア」は、最近のソニックの完全新作ゲームの中では一番良さそうであり、プレイする価値は十分ありそうです。