PS5ハード

ソニー、PS5本体やソフトの販売が減少するもゲーム事業が好調な理由

スポンサーリンク

 ソニーが2024年度 第1四半期の決算を発表しています。

 この決算では、PS5本体やソフトの販売が減少するもゲーム事業が好調な理由が明らかになっています。

 

ソニー、PS5本体やソフトが減少

 ソニーが2024年度 第1四半期の決算を発表し、いわゆる「ゲーム事業」の業績が明らかにされています。

 これによると、ソニーのゲーム事業は、前年同期比で12%売り上げが増加し、営業利益も前年同期比で33%増加する好調なものになっています。

 ただ、今回のソニーの決算では、PS5本体の販売台数や売り上げは前年同期よりも下がっていることが明らかになっています。

 また、パッケージソフトのセールスも前年同期よりも下がっています。

 さらに、ダウンロード版ソフトの販売も前年同期よりも下がっています。

 つまり、ソニーの決算は、PS5本体やソフトの販売が減少しているのに、ゲーム事業としては好調という不思議な感じがする部分もあるということです。

 この好調の理由については、まず、PSプラスへの課金というネットワークサービスの収入増があります。

 また、ソニーが「アドオンコンテンツ」として分類している内容の収入もかなり増えています。

 ソニーの言う「アドオンコンテンツ」というのは、簡単に言えばダウンロードコンテンツやゲーム内のガチャ課金、ゲーム内通貨の販売などです。

 これらは、PSストアやPSゲームを介して課金や販売されたものは、サードのソフトであってもソニーが一定の販売手数料を得る形になっています。

 よって、ソニーのゲーム事業がPS5本体やソフトの販売が減少する中でも好調な理由は、オンラインプレイをするために支払う課金や、基本プレイ無料などのゲームでの課金がかなり大きくなって来ているからということになります。

 これは、PS5では基本プレイ無料のゲームなどで遊んでいる人がかなり多いということです。

 また、PS5は本体は売れているのに、セールスランキング上位に来るソフトがあまりないとも言われるのは、そのような基本プレイ無料のゲームをプレイするために本体を買っている人が多いからかもしれません。

 さらに、「アドオンコンテンツ」のセールス増については、今回の2024年度 第1四半期に限れば、全世界で大ヒットした「ELDEN RING」のDLC発売などの影響も大きかったかもしれません。

 ちなみに、ソニーによると、ゲーム事業の業績が良かったのは、その他、為替(円安)の影響などもあったそうです。

 なお、ソニーの2024年度 第1四半期の決算については、ゲーム事業だけではなく、ソニー全体としても普通に好調な内容になっています。

コメント

  1. 匿名 より:

    ソニーは絶好調なのに…
    ソニーは会社として利益の出し方が上手

  2. 匿名 より:

    任天堂の第1四半期決算は前年同期比で売上高は46.5%減の2466億円
    ソニー第1四半期決算でのG&NS分野は売上高が前年同期比で12%増の8649億円
    トリプルスコアの差は最早ライバルでもなんでもないな

  3. 匿名 より:

    ソニーのゲーム事業は安定してるな

  4. 匿名 より:

    くそデカスマホの面目躍如か

  5. 匿名 より:

    ハード、ソフトの売り上げが減少傾向で主な儲けはF2Pゲーやライブサービスゲーの課金って状況、普通に考えて先行き不安なのでは?特にソニーの強みだったシングルプレイのゲームがレイオフやスタジオ閉鎖でどんどん規模縮小していくし、サードはPSハードでリリースしても旨味少ないと判断していずれ撤退も始まるかもしれないし。
    最終的に残るのが基本無料の中華ゲーだけになりそう

  6. 匿名 より:

    わかりやすく解説してくれてありがとう

  7. 匿名 より:

    先行き不安かどうかで言うと何とも言えない気がする
    結局買い切りゲームと基本無料ゲームの対立と共存の波がPS界隈でも良し悪し出てきた感じっていうか?

  8. 匿名 より:

    ソニーのソフト開発は今後さらに縮小していきそうだな
    自社でソフト開発せず手数料で儲かるならそっちのほうが楽だし