任天堂の「スプラトゥーン」シリーズの話題が出ています。
話題は、大川ぶくぶ先生のイイダのイラストが問題視され謝罪してしまう結果になっているというものです。
大川ぶくぶ先生のイイダのイラスト
大川ぶくぶ先生は、「ポプテピピック」などの作品で知られている漫画家です。
また、ゲーム好きとしても知られており、大川ぶくぶ先生は、以前から「スプラトゥーン」シリーズなどもプレイしています。
今回、ゲーム好きの大川ぶくぶ先生がイイダのイラストをXに投稿しています。
それは上のようなものです。
イイダは、「スプラトゥーン2」に登場するアイドル枠のキャラクターの1人です。
また、「タコ」に分類されるキャラクターにもなっています。
この大川ぶくぶ先生のイイダのイラストは、わりと公式の画像に近いものがあるのですが、「肌の色」が少し薄い感じにもなっています。
そして、このイイダの肌の色の薄さについて、「ホワイトウォッシュ」だというようなニュアンスで批判する海外ファンが登場する結果になっています。
ホワイトウォッシュとは、黒人のキャラクターを白人が演じるなど、黒人を黒人ではないような状態にする差別的な言動です。
この場合だと、黒人であるイイダが黒人ではないかのような色に描かれていて差別的だというような主張になります。
そして、大川ぶくぶ先生が謝罪してしまう結果になっています。
謝罪してしまう結果に…
「スプラトゥーン」の大川ぶくぶ先生の今回のイイダのイラストについては、イイダが「真っ白」になっているわけではないので、そもそも問題視されるようなものではないとも言えます。
ただ、批判している人は、上の画像のようなもっと公式画像に近い黒色にしろと怒っていたようです。
しかし、イイダの「黒さ」がおかしいという意見は、そもそもこれまでの公式画像のイイダの黒さが一定ではないという点を理解していないことが問題だとも言われています。
また、そもそもイイダは「タコ」であり「黒人」ではないので、「現実世界のヒト」の問題の「ホワイトウォッシュ」には該当しないというような意見も多数出ています。
よって、ホンモノの「ホワイトウォッシュ」ならば許されるものではないと考えられますが、大川ぶくぶ先生の今回のイイダのイラストはそうではないので、これを問題視する方が批判されている側面も大きくなっています。
そして、「喧嘩上等」的な描写で有名な漫画家でもあるので、一部のファンなどには今回の謝罪がガッカリされている部分もあります。
ただ、ポリコレ棒や弱者棒という最強の悪用ブキで戦いを挑まれたら謝罪してしまうのは仕方がない部分もあるかもしれません。
また、本当に必要な差別やポリコレへの対応と、ポリコレ棒や弱者棒として悪用し、必要以上の過剰な要求をして来る人への対応が世界で社会問題化している状況にもなっているので、個人が簡単に抵抗できる問題ではないかもしれません。
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