ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、ティックレートに関するものです。
スプラトゥーン3、ティックレート
ティックレートとは、1秒間に何回サーバーが更新されるかを表すものです。
この数値が高いと、1秒間にたくさんサーバー情報を更新しているということになります。
そして、1秒間にたくさんサーバー情報を更新すると、実際にゲーム内で発生している現象がより忠実にプレイヤー側で再現されます。
つまり、かなり簡単に言えば、遅延(ラグ)を感じることが少なくなるということです。
「スプラトゥーン3」では、ティックレートは15Hzに設定されています。
これは、他の対戦アクション系のゲームで60Hzなどのものがあることから考えると、一般的には「ティックレートは低い」と言えるものです。
このため、「スプラトゥーン3」で遅延を感じるのは、このティックレートの低さが原因ではないかと言う人もいます。
低いまま遅延を平均3フレーム改善
ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」は、Ver.1.2.0アップデートで遅延を平均3フレーム改善する内容が導入されています。
この平均3フレームの遅延の改善は、体感で分かる人もいるので、遅延については、事前の案内通りの改善が入っていると言えると思われます。
しかし、遅延が「なくなった」わけではないので、「スプラトゥーン3」は引き続きラグを感じる場面も普通にあります。
そして、この遅延の改善は、ティックレートの低さを変更し、少し高くすることで行ったのではないかという予想もありました。
しかし、「スプラトゥーン3」のティックレートは、アップデート前と変わらず15Hzに設定されています。
よって、「スプラトゥーン3」は、ティックレートが低いまま遅延を平均3フレーム改善する謎のアップデートが実施されているとも言われています。
そして、この謎の改善については、バグでデータ送信が遅延していた部分を修正して本来の姿に戻したのではないかと推測されています。
増やすのは難しい
前作の「スプラトゥーン2」のティックレートは16Hzでした。
これは、測定の誤差の範囲内とも言えるものなので、「スプラトゥーン2」と「スプラトゥーン3」のティックレートはほぼ同じだと考えられます。
このため、前述の「『スプラトゥーン3』で遅延を感じるのはティックレートの低さが原因ではないか」という推測は、少なくとも「スプラトゥーン2と比べて遅延を感じる」として使われる場合は間違っているということになります。
ただ、今回のアップデートで平均3フレームの遅延の改善を行えたように、「15Hzという低さ」そのものではなく、「スプラトゥーン3」にはまだティックレート関連の「バグ」があるのではないかということは言えるかもしれません。
なお、ティックレートについては、普通に増やせばいいのではという疑問もあると思います。
これについては、例えば、ティックレートを60Hzにすると、遅延は大きく減少するものの、送信データ量はティックレート15Hzの場合と比べて4倍になります。
これは、プレイヤー側のネット回線の品質がより重要になるということなので、通信エラーなく処理するためのハードルがかなりアップするというデメリットが生じます。
よって、「スプラトゥーン3」は、現時点でも通信エラーが多いので、今後もティックレートの設定数値が変わることはないと考えていいと思われます。
コメント
バグでホコ消されたうえにアサリとエリアにもバグあるしめちゃくちゃやでほんま
以前は通信環境が悪いときは他のプレイヤーが高速移動、瞬間移動しているように見えていましたが、アップデート後は自分がスローモーションになるようになりましたね。
スプラ2は最後のフェスが終わった後からラグ過ぎて楽しめなかった。運営がいじったのかな。