スマブラ桜井氏が、フレームを計る方法をファミ通のコラムで伝授しています。
この中で、スマッシュ攻撃は15Fなど、スマブラの話も少しだけ登場しています。
スマブラ桜井氏のフレームを計る方法
フレームとは、ゲーム内の時間の単位です。
家庭用ゲーム機ならば、だいたい1フレームは60分の1秒とされています。
つまり、30フレームならば0.5秒ということです。
また、15フレームならば、0.25秒であり、この時間は、スマブラで言えば、大体、スマッシュ攻撃を入力してから攻撃が出るまでの時間として設定されているそうです。
そして、桜井政博氏は、スマブラという、フレームの調整が非常に重要な仕事をずっと行っていることもあり、15F、20F、30Fなどの違いが、体感で分かるようになっているとのことです。
ただ、体感で分かるようになるのは、普通はなかなか難しいので、比較的簡単に大まかなフレームレートを知る方法が、今回伝授されています。
それは、秒の数え方を普通よりも細かく行うというものです。
秒は、ほとんどの人は、「1、2、3」という感じで数えますが、スマブラの桜井氏は、「1、1.5、2、2.5、3」というように、0.5刻みで数えるようにすると、0.5秒、つまり、30フレームの感覚が身に付くことを明らかにしています。
実際には、「1.5」などと頭の中で数えると、それだけで0.5秒以上かかるので、1秒と2秒の間に一拍入れるようなイメージで数えるとされています。
そして、0.5秒=30Fがイメージ出来れば、同様の方法で、その半分の0.25秒、つまり、スマブラのスマッシュ攻撃などの15フレームをイメージ出来るようにしていきます。
さらに、もっと極めると、今のアクションは、15Fよりも遅く、30Fよりも早いので20Fぐらいではないかということも分かる感じになるようです。
このような細かなフレームの違いを、普通の人が判断できてもあまり意味はありませんが、アクションゲームの開発者やプロゲーマーになりたいと思うような人は、スマブラ桜井氏が今回伝授しているフレームを計る方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
なお、実際のゲーム内の動きを見て、フレームの違いが分かるレベルになるには、動体視力も関係して来ますが、こちらは、伝授できる秘訣のようなものはなく、桜井氏も「理屈ではどうにもならない」としています。
よって、動体視力については、「DS眼力トレーニング」のソフトなどを使ってトレーニングしましょうということになると思われます。
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コメント
ぶっちゃけ常人には無理だろ
分かるようになるとゲーム開発の役職によってはかなり便利そうだよね
フレームの匙加減?ってスピード感の表現などで重要みたいだし
誰でも思いつく方法だと思ってたわ
開発者側なら、後何F早くみたいな指示出す時に有益そう