スマブラ スペシャル、レーティングの犠牲になったヨッシー

　ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」の仮のパッケージ画像が公開されています。

　今回のパッケージ画像では、ヨッシーの存在が海外で少し話題になっています。

スマブラ SP、ヨッシーとレーティング

　「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」は、日本では、現時点では予約が開始されていないということもあり、パッケージ画像はまだ公開されていません。

　ただ、海外では早速、予約が開始されているということもあり、仮のパッケージ画像が公開されています。

　海外版の仮のパッケージ画像は、上のようなものであり、スマブラ SPのメインビジュアルに近いものになっています。

　今作のパッケージ画像は、基本的には、世界共通になるようですが、ドイツ版の仮のパッケージ画像は、前述のものとは少し異なるものであることが明らかになっています。

　ドイツ版の仮のパッケージ画像は、上のようなものです。

　パッと見で、最初のパッケージと2つ目のパッケージの違いは、よく分からないかもしれませんが、この2つは、左下の部分が少し異なるものになっています。

　ドイツ版の仮のパッケージ画像は、レーティングのマークが、ヨーロッパ版とは異なり、かなり大きいので、ヨッシーが消されています。

　よって、ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」では、エログロでもないのに、ヨッシーが別の意味でレーティングの犠牲になっていると海外で少し話題になっています。

　なお、レーティングのマークに重なる位置のキャラクターを消すなら、今回のイラストの場合はピカチュウを消すということになるはずですが、任天堂はストレートに処理せず、ヨッシーとピカチュウの2択で、ピカチュウを残す選択にした点も注目かもしれません。

　また、今回のパッケージ画像は、あくまでも「仮の」パッケージ画像なので、正式なパッケージ画像では、ドイツ版でもどこかにヨッシーが登場して来る可能性は十分あります。

海外版はUltimate

　「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」のパッケージは、前述の2つは、ドイツと、ドイツを除くヨーロッパの主要各国版の「仮の」パッケージです。

　日本版は、まだ明らかになっていませんが、上の画像のようなデザインになるかもしれません。

　この日本版パッケージになるかもしれない画像は、前述の海外版と比べてみると分かると思いますが、登場キャラクター数がかなり多いです。

　また、今作は、日本と海外でタイトルの違う作品になっています。

　日本の場合、今作は、「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」ですが、海外では、「スペシャル」ではなく「Ultimate」という名称で発売されます。

　「Ultimate」だと、WiiUにかかっているネーミングにも思えるので、あまり良い名前ではないような気もしますが、海外だと、日本の「スペシャル」に近いイメージの単語が、「Ultimate」だからこの名前にしたのかもしれません。

　ちなみに、日本と海外で「スペシャル」の単語が持つニュアンスが違うなら、「大乱闘スマッシュブラザーズ スイッチ」のようなもので良かったのではないかという意見もあると思われます。

　なお、前述のドイツのレーティングマークがデカすぎる問題は、他のゲームでもパッケージの違いを生み出しています。

　例えば、「ドンキーコング トロピカルフリーズ 」のニンテンドースイッチ版だと、普通は左のようなデザインですが、ドイツ版になると、ロゴが小さくなり、右寄りになるという調整が行われていたりします。

　また、ロゴが小さくなったので、デザイン的なバランスをとるためか、ドンキーの足の部分も少し異なります。