ニンテンドースイッチ「スーパーマリオ オデッセイ」のレーティングについて、任天堂の小泉氏がコメントしています。
これによると、CERO:Bになった具体的な理由は任天堂も分からないようです。
スーパーマリオ オデッセイはCERO:B
「スーパーマリオ オデッセイ」は、以前に、海外レーティングが全年齢対象ではないという判断になっていると話題になっていました。
日本でも、今作のレーティング審査が行われ、その結果は、海外と同じく全年齢対象ではないものになっています。
レーティング審査の結果は、日本では「CERO:B」です。
「CERO:B」は、12歳以上が対象であり、マリオゲームが大きなターゲット層の1つにしているキッズが遊べないものになっています。
実際には、12歳以上を「推奨」するというようなものなので、遊べないわけではないですが、厳格にこれを守るならば中学生ぐらいからしか遊べないゲームということになります。
ちなみに、マリオの本編ゲームで、対象年齢が全年齢ではないゲームは、今回の「スーパーマリオ オデッセイ」が初となるそうです。
ただ、それを狙ったわけではないようで・・・
CERO:Bの具体的な理由は分からない
ニンテンドースイッチ「スーパーマリオ オデッセイ」については、このように、シリーズ初の高いCEROレーティングが付く結果になっていますが、その理由を任天堂の小泉氏がファミ通インタビューでコメントしています。
ファミ通に、CERO:Bになった理由を聞かれた小泉氏は、次のようにコメントしています。
今回はリアルな街やタンクなど出てくるんですよね。
これまでの『スーパーマリオ』シリーズだとパステル色のようにふわっとしたタンクだったんですが、あそこで出すタンクはそこそこリアルにする必要があって。
それがいままでよりも年齢が高めに見えてしまったということで、Bになったのではないかと思っています。
いままでよりもリアルな、大人っぽい世界の中でマリオがアクションするというのは、僕らの中でいい違和感があると思って採用しているんですが、そのあたりのリアルな世界もBに上がった理由かもしれません。
また、CERO:Bになった理由については、以前にJ-CASTニュースが任天堂に質問をし、回答を得ています。
これによると、次のようなコメントになっています。
本作はこれまでのマリオシリーズと違い、現実に近い世界を舞台にしたフィールドがあります。
街中で戦車が走るなどのアクション表現もあり、青少年への影響が考慮されたのかもしれません。
よって、どちらも「思っています」、「かもしれません」というコメントなので、任天堂としても、具体的に「スーパーマリオ オデッセイ」のこの描写がダメだったという理由は知らされていないそうです。
実際、J-CASTニュースの方では、「判断に至った細かい背景までは分かりません」という任天堂のコメントもあり、あくまでも推測した理由しか分からないことが明らかにされています。
ただ、任天堂も含め、多くの人が言っているのは、今作は、リアルな街や、リアルな人間のいる世界が登場する作品になっているため、それが普通に暴力認定されたというようなものなので、CERO:Bの理由はそういうことだと思っておいていいのでしょう。
なお、「スーパーマリオ オデッセイ」のCERO:Bの具体的な理由は不明ですが、その原因になった描写ジャンルは明らかにされています。
CEROのマークによれば、暴力アイコンと、犯罪アイコンの2つなので、今作の「マリオ」というキャラクターは、リアルな街のリアルな人間に暴力を行う犯罪者だった、みたいなことにもなっています。
よって、任天堂としては、出来ればマリオは、暴力マークの付かない健全なキャラクターイメージで、全年齢を狙って行きたいはずなので、今回のようなリアル描写の街並みなどは、最初で最後の作品になる可能性もあるかもしれません。
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コメント
子供だろうが大人だろうが普通はゲームごときでそんなに影響されることってないけどな
小学生だって自分で考える頭ぐらい持ってるし、善悪の判断がゲームや映画なんかで狂うなんて、それはゲームとかに問題があるんじゃなくてその人自体に問題があると思うよ
確かに年齢制限が必要なものもあるけどこのマリオが小学生NGなのは勿体ないというか
あくまで推奨だから厳しめにつけてりのかもしれないけど
ムジュラですらCERO Aだった昔がおおらかだったのか、今が過敏なのかどっちなんだろうか…
難しい問題ですね…
CEROは子供にゲームを買い与える親の判断基準として参考になるように、という事なのでしょうがあくまでもこれは推奨ですし、最終的な判断は親がします。実際どれほどの数の親がCEROを気にしているのかまでは把握できませんが今回の場合だったら「CEROはBだけどマリオだったら…」という事で特別に買う親もいるかもしれませんね。
ゲームに限った話ではありませんが創作物の内容や描写を見たり触れたりした事でその人の感性が変わるというのはよく聞きますが、それが悪い方向に変わったという話は聞いた事がありません。
「暴力描写のあるゲームをやったから子供が暴力的になった」と苦情を申す大人とかもいるみたいですが全てをゲームのせいにする事でその人自身の非を棚に上げて正当化しているようにしか思えませんしね…
いちいちCERO気にしてるの?してないだろ、どうでもいいわw
リアル描写とファンタジー世界の融合路線は任天堂のスタンダードになりそうだけどね。
東京のリアルな町並みを軽快にレースするマリオカートとか面白そう。
幅広い年齢層を意識するなら、こういう路線が良いと思う。
CEROはC以上だと明らかにここかーというのが分かりますが
Bはよく分からないレベルなので気にしなくても良いですね
上のコメントでも出ていますが実際に影響を受けたとしても、行動に移す事に問題がありますからね
ゼルダトワプリの漫画の件といい、レーティング審査の内容が
及ぼす影響って小さい様に見えて意外と大きいからな・・・。
>任天堂としても、具体的に「スーパーマリオ オデッセイ」のこの描写がダメだったという理由は知らされていないそうです。
知らされないなら対策のしようがないじゃん
そんな具体性の欠ける審査なんて必要ある?
リアルなOLのお股にマリオの鼻が当たるからでしょ。
キノコを踏んづけてペシャンコにしてきたマリオを今更暴力的云々言うのか
それ言ったら、気ままに暮らしてるそこらのモンスターをいきなり弱らせてボールで捕獲して、そのモンスターをすぐにでも後にでも戦闘に出して戦わせて、それで弱らせたモンスターを同じようにボールでつかまえて、弱くて使い物にならなければパソコンの中でデータ化したまま放置されるポケモンなんてもっとやべーだろ
中身は今まで通りなのにリアル化した途端あーだこーだ言うのもおかしな話だ
テレビでニュースになるまでいじめを見てみるふりするようなもんだわ
モンハンが売れてる時点でクッソどうでもいい話だな。マリオだから無駄に騒がれてるだけ。
自動車でマリオが引かれるか、敵を引けるとこじゃないかね
社会ルールを破る行為があるとすぐに上がる
写真にある通行中の車を壊すもの過失事故だからね、原因の一つじゃない
CERO:Cのモンハンを小学生でも遊んでるんですし、CERO審査のレーティングって国内では最早形骸化しているのでさしたる影響は無いと思いますけどね
何よりも「マリオ」は大人が楽しめるのは勿論、子供に与えるゲームとしては最適なIPと認識されているでしょうからそこまでCEROのレーティングに拘る親は居ないかと…
やっぱニュードンクシティ絡みじゃないかな
あそこは戦車で壊れたタクシーをぶっ壊したり、スクーターでリアルな人に突っ込むとかの危険運転ができるから
まあ。全くやってない人と、比べれば多少攻撃的だと思うけどね。
試遊台で、モンハンをすごい悲鳴を上げて遊んでる子供がいた。
血などの表現でやめる友達もいました。
それが犯罪行為まで走るほど影響を受けるかはまた別で他の要因もあると思いますが。
マリオの乳首は暴力的表現だった…?
モンハンもなんか妙にグロいんだよな
アサクリやメタルギアその他大人向け?ゲーでも暴力的と感じたことないのに
描写がリアルすぎたのかもね。スイッチは。画質を進化させすぎちゃったかな?任天堂
私も小学生ですがやりました。難しいからだと思います。全クリはしてますが謎解きが小学生向きのハードではなかったですね。