スイッチスポーツ、評価は普通でも面白い。ボリュームの改善は必要かも

　任天堂の「Nintendo Switch Sports」の話題を、1つご紹介しておきます。

　話題は、評価は普通でも面白いというものです。

スイッチスポーツ、評価

　「Nintendo Switch Sports」は、ニンテンドースイッチでモーションコントロールを行って遊ぶスポーツゲームです。

　モーションコントロールを行って遊ぶスポーツゲームは、古くは「Wii Spotrs」や「Wii Sports Resort」、1世代前だとWiiU「Wii Sports Club」というものがあり、今作は、そのシリーズの最新作でもあります。

　今回、この作品の評価が、海外レビューまとめのメタスコアで出されています。

　これによると、スイッチスポーツのメタスコアは75点となっています。

　メタスコア75点は、「普通」の評価であり、特に高得点でも低評価でもない点数です。

　評価内容は、Wii Sportsシリーズの最新作として、これまで通りの面白さがあり、誰でも手軽に、かつ、楽しく遊べるといったような内容になっています。

　一方、ニンテンドースイッチになることで、何か斬新なアイデアが盛り込まれたわけではないので、初代「Wii Spotrs」などよりも驚きは少ないというようなことがコメントされています。

ボリュームの改善

　「Nintendo Switch Sports」は、今後、「ゴルフ」が追加される予定です。

　ただ、この追加があるとしても、ボリュームが不足しているのではないかという指摘が出ています。

　それは、過去作に存在したオフラインのミニゲーム的なものがなくなっているからです。

　また、今作は、前述のミニゲーム的なものがないのは、オンラインプレイを推しているからとも解釈でき、オンラインプレイが嫌な人にとってはボリュームの不足が更に気になるかもしれません。

　これは、オンラインでポイントを貯めてアイテムを入手するという仕様や、オンラインでランクを上げるという仕様が存在することからも分かると思います。

　つまり、スイッチスポーツは、オフラインで長期間じっくりと遊ばせる要素が不足している、もしくは、意図的に用意されていない状態です。

　よって、スイッチスポーツは、評価は普通でも面白いゲームではありますが、「普通の評価になっている理由」もちゃんと存在し、ニンテンドースイッチ オンラインに加入していないとボリュームを感じにくいゲームになっています。

　このため、ゴルフの追加だけではなく、今後のアップデートでオフライン部分のボリューム不足が改善されると、更に評価は上がると思われます。

　なお、その代わり、今作は、周辺機器のレッグバンド付きで5478円と、任天堂の他のソフトよりも安価に販売されているので、この値段で、テニス、ボウリング、チャンバラ、サッカー、バドミントン、バレーボール、ゴルフ（今後追加予定）という7種類のスポーツをオフラインで遊ぶだけでも十分元は取れると思います。

　また、収録されているどのスポーツも完成度は高く、スポーツそのものに対する不満はほとんど出ていません。

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