「社長が訊く『とびだせ どうぶつの森』」のインタビュー記事で、日本版のイベントと海外版のイベントについてコメントされています。
これによると、
毛呂:たとえばDS版をつくったとき、ローカライズ(海外版への移植)のしやすさを考慮して、イベントを共通化するような流れがあったんです。でも、日本人としては、節分や七夕のような、日本独自のイベントが入っていたほうがなじみがあって、遊んでいても楽しいんです。
岩田:やっぱり身近に起こるイベントのほうが、リアルな世界につながる感じがしますしね。
京極:はい。だから、わたしたちとしては、「大みそかには年越しそばが欲しい」と思うんですけど、海外の人に「年越しそば」と言っても、なんのことかさっぱりわからないでしょうし・・・。
岩田:ですよねぇ(笑)。
京極:なので、海外の人たちは大みそかにどんなことをしているのかを調べたり、海外のスタッフに聞いたりしました。すると、シャンパンで乾杯するところもあれば、12粒のぶどうを食べるところもあって・・・。
岩田:え? 大みそかに12粒のぶどうを食べるんですか?わたし、聞いたことがないです(笑)。
京極:スペインでは、大みそかの24時を過ぎると、12粒のぶどうを食べる習わしがあるそうです。
京極:そうやって今回は、海外は海外のイベントを入れつつ、日本版では節分の豆まきや恵方巻きのような、日本人にしかわからないネタも仕込みました。
高橋:プレイヤーだけでなく、村のどうぶつたちも、恵方巻きを食べるんです。
京極:ちゃんと恵方のほうを向いて食べます(笑)。
・・・ということで、日本版のソフトでは、「節分の豆まき」、「恵方巻き」などの日本人しかわからないイベントが、海外版(スペイン語版)では、年を越す時に12粒のブドウを食べる「12粒の年越しブドウ」などの海外の人にしかわからないようなイベントが入っているそうです。
なお、
岩田:ちなみに、恵方巻きは海外版には入っていないんですよね?
京極:恵方巻きは節分の日にお店で買えるんですけど、それは日本語版だけで、でも海外の人がおでかけでやってきたら、向こうの人も買えるようになっています。
岩田:え? ということは、12粒のぶどうもですか?
京極:はい。北米版や欧州版をスペイン語で遊んでいる人がいれば、その人の村に遊びに行くともらえます。
岩田:・・・ということは、逆に、海外の人が大みそかにやってきたら、年越しそばをあげることもできるんですか?
京極:そういうことです。「こういう風習なんですよ」と言いつつ・・・。
・・・ということで、海外版のプレイヤーと交流すれば、日本のソフトでも、海外版のみのイベントを体験出来るようです。
3DS「とびだせ どうぶつの森」については、他には、ツイッターでしずえが、次のような新たなコメントも行っています。
今日はハロウィンですね~!みなさんは今日はどんな仮装をするのかしら?村のみなさんも朝からソワソワしてらっしゃいます。わたしたちの村では夕方6時からハロウィンのお祭りが始まるので、また後ほど様子をお届けしますね♪
ハロウィンのお祭りが始まりました!色んな仮装でおどかしあって、アメちゃんを集めてらっしゃいます!来年のハロウィンはもっとたくさんの方々と一緒に楽しめますように!
社長が訊く『とびだせ どうぶつの森』 ツイッター
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