ニンテンドースイッチとWiiUで発売中の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」について、ファミ通が海外ファンにアンケートを実施しています。
これによると、今作のアートとゲーム性が海外で評価されています。
ゼルダBOTW、ゲーム性への評価
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、2017年に、ホンモノのGame of the Yearなど、数々のゲーム賞を受賞しており、海外評価の高い日本製の作品になっています。
ゼルダシリーズ自体、元々、海外での評価の方が高い作品ですが、今回、ファミ通が海外のゲームファンに、今作を評価したポイントについてアンケートを実施しています。
これによると、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、まず、ゲーム性の部分が一番評価されていると判明しています。
ただ、ゲーム性の部分は、この評価が低いゲームは、そもそも作品自体の評価も低いので、ある意味、一番評価されるのは当たり前の部分でもあります。
実際、今回のアンケートでは、ブレス オブ ザ ワイルド以外にも、2017年に評価の高かった日本製のゲームに関して、同じような質問が行われていますが、一番かどうかは別にしても、どのゲームも、このゲーム性の部分の評価がかなり高くなっています。
アートやデザインも評価
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に対する海外ファンの評価で、最も興味深いのは、ゲーム性の次に、アートに対する評価が高いという部分です。
アートは、ゲームのグラフィックが綺麗という他、キャラクターデザインなどのデザイン性に関する要素も含んだ評価です。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、海外の人が好きそうなフォトリアル系ではないので、どちらかと言えばアート部分はあまり評価されず、ゲーム性の部分をかなり高く評価した結果、Game
of the Yearなどを受賞したのかとも思われましたが、そうではなく、デザイン的な部分も高い評価が行われているようです。
また、日本のファンと海外ファンは、デザイン的な好みが違うと言われることもありますが、今作のアートに関しては、海外ウケが良く、アンケートでは、ゲーム性とあまり変わらないぐらい、海外で非常に高く評価されています。
ちなみに、今作は、オープンワールドのゲームとして、空気感が良いというコメントもあるので、このあたりもアートとして評価されているようです。
低めの評価は…
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で、高い評価を得ている部分は、上の2点ですが、一方で、比較的に少し低めの評価になっている要素もあります。
それは、今作の音楽と物語に対する評価です。
これらの評価が、どのような理由で行われたのかはハッキリ分かりませんが、このうち、今作の音楽は、あえて環境音的なものを中心にしたというコンセプトだったので、これがすごく良かったという人と、普通のゲーム的な音楽をもっと流して欲しかったという人に分かれたのかもしれません。
物語については、ゼルダにしては濃い目であったと思われますが、一般的なアクションアドベンチャーゲームなどと比べると、全然薄いので、他のゲームレベルのものを期待した人には評価が低かったのだと思われます。
このため、今回挙げた4項目の中では、物語が最も低い評価になっています。
なお、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、Game of the Yearを受賞していることからも分かるように、基本的には、多くの人がゲーム全般に対して高評価であり、今回のアンケートは、あえてパーツに分けて評価してみるとどうなるのかというような話です。
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コメント
音楽は好きだけどただ一点、PVで使用されたクッソかっこいいメインテーマが一切使われていないのはどうかと思った。
ガノン戦で流れるかと思っても流れず、EDでも流れず。肩透かし感半端なかったぜ。
魔獣ガノン戦って今作のメインテーマなんじゃないの?
音楽じゃなくて音での評価だったらまた違うかもしれない
環境音重視俺は好きだわ
環境音は良かったと思うけど、従来のハイラルの音楽が聞きたかったのもある
ハイラル城内部の曲がゼルダのテーマがベースなのに気付いた時はぞくっとした
PVで流れてたメインテーマちゃんとEDで流れてるよ
3Dゼルダはトレーラーでそれ専用の曲を使うのは当たり前だったし、トレーラーの曲は明らかにトレーラーに合わせた曲の作りになっていたから発売前からゲーム本編に入るとは思わなかったな