ニンテンドースイッチとWiiUで発売中の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」について、開発スタッフのコメントが1つ出ています。
今回は、カカリコ村とコログの森の関係についてです。
ゼルダBOTW、カカリコ村とコログの森
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」には、「カカリコ村」というものと、「コログの森」というものが登場します。
どちらもそのまま、このゲームの世界に登場する「村」と「森」という場所になっていますが、この2つの関係について、任天堂の地形デザイナーが少しコメントしています。
これによると、「カカリコ村」と「コログの森」は、開発初期から中盤までは、ワールドマップ上の位置が逆になっていたそうです。
つまり、当初は、製品版で「カカリコ村」の位置に「コログの森」が、製品版で「コログの森」の位置に「カカリコ村」が存在していたということです。
ただ、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の開発が進み、ストーリーの精度があがったり、ゲーム自体が組みあがったりしていく過程で、この2つの場所の位置関係に違和感を感じはじめ、途中で入れ替えることにしたと明らかにされています。
理由は不明
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で、「カカリコ村」と「コログの森」の位置関係を入れ替えた理由は、「違和感」と説明されているだけで、その詳しい理由は明らかにされていません。
また、製品版において、それぞれの場所で発生するイベントまで丸ごと入れ替えたのかどうかまでは分からないので、例えば、コログの森で出会う、あの有名なアイテムが、本来はカカリコ村で出会うことになっていたのかどうかなどもよく分かりません。
もし、イベントはそのままの位置関係で残していたのならば、カカリコ村の近くであの有名なアイテムと出会うのは、「神々のトライフォース」っぽくもあります。
一方、入れ替え前の、マップ中央から上の方にカカリコ村が、マップ中央右下あたりにコログの森が来るという大体の位置関係は、「時のオカリナ」のマップっぽい感じも出て来ます。
いずれにしても、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、攻略順序があってないような自由度の高いゲームなので、そもそもどうやって最初に位置関係を設定したのかも謎ですが、「カカリコ村」と「コログの森」の場所が途中で変わったということを知っておくと、新たな考察も出来るかもしれません。
なお、現在は、当初より少し改善されていますが、「コログの森」は処理が重くなる場所として知られています。
また、WiiU版だと特に、「カカリコ村」も処理が重くなります。
これらは、今回の話を聞くと、もしかしたら途中で行われた入れ替え作業も影響していたのではないかというようなことも推測できるかもしれません。
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