「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」について、1つ話題が出ています。
話題は、スイッチ2版にDLCが含まれず、任天堂はセコイ、強欲だなどと言われているというものです。
スイッチ2版ブレワイ、DLCは別売
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、任天堂の「ゼルダの伝説」シリーズの本編作品として2017年3月にWiiUとニンテンドースイッチで発売された作品です。
この作品は、先日行われたニンテンドースイッチ2の発表会で、ニンテンドースイッチ2に移植されることが発表されています。
スイッチ2版の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、スマホアプリを使った補助的な機能に対応する他、フレームレートや画質の向上などが行われています。
一方、ゲーム内容自体はこれまでと基本的に同じです。
そして、ニンテンドースイッチ版「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を既に所有している人に対しては、アップグレードパスによるアップグレード対応が用意されることも発表されています。
また、単品のスイッチ2版「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の発売も行われ、ダウンロード版とパッケージ版が発売されます。
ただ、この単品のスイッチ2版「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、WiiUやニンテンドースイッチで提供されていたダウンロードコンテンツ(エキスパンション・パス)の内容は含まれていないことが明らかになっています。
単品のスイッチ2版を購入した場合、ダウンロードコンテンツは別途購入する必要があります。
このため、スイッチ2版「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は8678円と案内されていますが、実際には全ての内容をプレイする場合はDLC分の2547円の追加費用が必要だということになります。
そして、このDLC別売が海外で任天堂はセコイ、強欲だなどという声が出る状態にもなっています。
任天堂はセコイ、強欲と言われるも…
スイッチ2版「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のDLC別売がセコイ、強欲だと言われる理由は、多くの他のゲームは、8年も前のゲームを移植などで再販する場合、DLC込みの完全版として販売することが多いからです。
つまり、任天堂の売り方が他のゲームと異なり予想外だったので、悪い方向で驚かれている状態にもなっています。
ただ、このスイッチ2のブレワイのDLC別売については、任天堂が金に汚いからこのようになったわけではないという見方もあります。
それは、前述のように「アップグレードパス」というものを用意したからです。
アップグレードパスは、スイッチ1版からスイッチ2版へとアップグレードするものです。
そして、このアップグレードは1000円という比較的安価な値段で行うことが出来ます。
ただ、スイッチ2のブレワイがDLC込みだった場合、スイッチ1のブレワイでDLCを購入していない人は、アップグレードパスを1000円で購入するだけで、スイッチ2で「スイッチ2版+DLC込み版」にアップグレードできてしまうことになります。
これは、スイッチ1のブレワイでDLCを2547円で販売している状況と比べると安価に販売し過ぎているとも言えます。
このため、スイッチ2のブレワイのDLC別売については、セコイ、強欲という声も十分に理解できるものの、こういった部分を考えればわりと公平な仕様ではないかとも言えます。
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