ゼルダの伝説、新たなバージョンが配信。2週目の要素もあり

　「ゼルダの伝説」の配信が、ニンテンドースイッチで始まっています。

　今回配信されているのは、新たなバージョンです。

ゼルダの伝説1作目

　「ゼルダの伝説」は、そのままのタイトルで、ファミコンのディスクシステム用ソフトとして1作目が発売されています。

　その後、ディスクシステムではなく、普通のファミコンに移植されていることもあり、今作はファミコンソフトという認識も多くなっています。

　今回、このファミコンソフトとも言われる「ゼルダの伝説」が、ニンテンドースイッチで配信されています。

　ニンテンドースイッチで配信されているのは、ディスクシステム版をベースにしたものです。

　ただ、このニンテンドースイッチで配信されている「ゼルダの伝説」は、これまでのどのバージョンとも異なる「新たなバージョン」になっています。

新たなバージョンが配信

　今回配信が開始されている、「ゼルダの伝説」の新たなバージョンは、ニンテンドースイッチのオンライン有料サービスの特典として提供されています。

　ニンテンドースイッチでは、各種ゲームのオンラインプレイを行うために、「Nintendo Switch Online」という有料サービスに加入する必要があります。

　そして、このサービスの特典の1つに、無料でファミコンソフトがいくつか遊べるというものが用意されています。

　今回、この特典用のファミコンソフトに新規タイトルの追加が実施され、「ゼルダの伝説」の新バージョンが遊べるようになっています。

お金持ちバージョンに

　今回の「ゼルダの伝説」の新バージョンは、「お金持ちバージョン」と命名されています。

　そのゲーム内容は、1作目と全く同じですが、ゲームの難易度が大きく変わっています。

　「お金持ちバージョン」の「ゼルダの伝説」は、ルピーやアイテムが初期状態で「山盛り」です。

　主人公リンクの装備も充実しており、ホワイトソード、マジカルシールド、ブルーリング、パワーブレスレットという、通常はなかなかゲット出来ないアイテムを持った状態でスタートします。

　また、ヒットポイントとなるライフの数も、通常の倍の6個からスタートします。

　よって、かなり難易度が下がったバージョンが新たに作られたということです。

　ちなみに、ブルーリングは、ダメージを2分の1に減少させるアイテムなので、最初からこれがあることでリンクは更にやられにくくなっています。

　なお、今回の新バージョンでは、一部の隠し要素が最初から解放されていたりもします。

2週目の要素もあり

　「ゼルダの伝説」の「お金持ちバージョン」は、2週目の要素も存在します。

　2週目は、日本語版では今のところ案内されていませんが、英語版では上のように、「Second Quest」と名付けられています。

　「Second Quest」の詳しい内容は現時点では不明ですが、1週目よりも難易度が高いとされています。

　よって、この2週目要素は、通常版の1週目の難易度になっているだけかもしれません。

　ちなみに、普通の「ゼルダの伝説」は、一度クリアすると、「裏ゼルダ」をプレイすることが出来ます。

　こちらはさらに難易度が高いモードになっているので、今回の「お金持ちバージョン」の場合は、「裏ゼルダ」を含めて、難易度違いを3回プレイすることが出来るかもしれません。

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