ゼルダの伝説 時のオカリナ、こどもリンクの方が正道で青年は外伝的

　「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の「こどもリンク」が、ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」に参戦します。

　これに関連して、amiiboの発売と桜井政博氏のコメントをご紹介しておきます。

ゼルダの伝説 時のオカリナ、こどもリンク

　「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は、「時」のオカリナというタイトルになっているように、時間がゲームシステムに組み込まれています。

　朝から夜という時間だけではなく、こども状態のリンク、大人とも言われる青年状態のリンクといった、2種類のリンクが登場する作品です。

　スマブラでは、ニンテンドーゲームキューブ「大乱闘スマッシュブラザーズDX」で、普通の「リンク」とは別枠で、「こどもリンク」として参戦しています。

　その後、リンクの参戦はスマブラで継続しますが、「こどもリンク」の参戦は、もうすぐ発売されるニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」までなかったこともあり、リンクと言えば青年状態のリンクのイメージが強くなったかもしれません。

　ただ、ゲームキューブ当時は、任天堂が考える「リンク」は、どちらかと言えば「こどもリンク」の方だということもコメントされていました。

正道と外伝的な青年リンク

　「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のこどもリンクは、GC「スマブラDX」当時に、こちらの方が正道であるということが明らかにされています。

　桜井政博氏は、任天堂のリンクの産みの親に聞いた話として、「青年のリンクの方がどちらかというと外伝的で、こどもリンクのほうが正道だ」ということをコメントしています。

　今は異なりますが、この当時は、「リンクが青年姿で出てくるゲームは、2作（もしくは3作）ぐらいしかありません」とされており、生みの親は「こどもリンク」の方が正道と言っているので、それに習ってスマブラでも出すことにしたそうです。

　よって、リンクだけなぜ大人と子供の2枠も使っているのかという疑問を持つ人もいるかもしれませんが、スマブラでも正道の方を出さないわけにはいかないというような経緯もあって、GC版スマブラでは2種類のリンクが存在し、「全員参戦」のスイッチ版でも、ダッシュファイターなどではなく単独枠で復活して来たということになっています。

こどもリンクamiibo登場

　「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のこどもリンクについては、他の新規、あるいは復活ファイターと同様に、amiiboが発売されます。

　こどもリンクは、時のオカリナの発売当時はグッズがあったのかもしれませんが、今となっては専用のグッズが出ることはまずないので、今回のamiibo化はなかなか貴重だと思われます。

　amiiboの発売日は、2019年内の予定です。

　具体的な発売日は未定ですが、現在、予約も受け付け中なので、欲しい人は予約をどうぞ。

　今回のamiiboは、スマブラ用になっていますが、おそらく、今後登場する「ゼルダの伝説」の新作などでも、他のゼルダシリーズamiiboと同様に何かに使えると思われます。

　ちなみに、ネットでは売り切れているところも出ているので、Amazonなどでお早めに・・・

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