ドラゴンクエストヒーローズの開発裏話のようなものが日経に掲載されています。
これによると、コーエーテクモがスクウェア・エニックスに、「ドラクエでアクションゲームを作りませんか」と声をかけたのが今から5年前になるとのことです。
ただ、
ゴーサインはなかなか下りなかった。オメガフォースが持ち込むゲーム案をスクエニがことごとく突き返した
「これほど固いとは」。開発責任者の(コーエーテクモの)小笠原賢一執行役員は困惑
スクエニは虎の子のドラクエで安易な「ドラクエ無双」を作るのは避けたい
溝が埋まらず、交渉が途絶えた時期もあった
・・・とのことで、安易な「ドラクエ無双」を作るのは避けたいスクエニとの交渉は難航したとのことです。
そして、
潮目が変わったのは2013年夏。きっかけはオメガフォースの新作「討鬼伝」のヒットだった。
巨大な鬼を討伐するハンティングアクションのヒットを目の当たりにして、スクエニが歩み寄りを始めた。
・・・ということがあり、ドラクエ無双は、大勢の敵を倒す「無双」と、巨大な敵を倒す「討鬼伝」のいいとこ取りをして、「ドラゴンクエストヒーローズ」になることが決まったそうです。
ちなみに、この時に、スクエニが提示した「ドラゴンクエストヒーローズ」の発売日は2015年2月で、決定から発売までを考えると、開発期間は1年半もなかったそうですが、先日、無事ほぼ予定通り発売できたということになっています。
なお、記事では、堀井雄二氏のインタビューもあり、
「唯一心配したのは、モンスターをぶった切るのにプレーヤーが罪悪感を感じてしまうのではという点だった。そこで、まずは城に攻め込んでくるモンスターをやっつけるところから物語を始めた。降りかかる火の粉は払わなければいけないという目的を持たせるためだ」
「チュートリアルも丁寧に説明するのがいいと思いがちだが、説明が長くなるとやる気がうせる。5%を覚えれば、後はユーザーが必要な操作を習得していくものだ。5%を覚えて楽しめないなら、直感的に遊べないゲームの作り方が悪い。僕はゲームを遊ぶのに説明書を読みたくない」
・・・などの、「堀井流ゲーム開発法」などもコメントされているので、一度読んでみるいいかもしれません。
記事はこちら。
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コメント
興味深い内容だなって思った
確かに討鬼伝って無双っぽかったな
コーエーテクモはいろんなところに無双を売り歩いてるんだなw
ネットとかで妄想されてる○○無双は実際に全部持ちかけてるんだろうなあ
ドラクエ無双とかまさにそれだったし
まあコラボ無双は続編出す度にどんどん売上減るし、常に新しい何かは探してるんだろう