ファイナルファンタジー16、ツイ消しの説明なし。せっかく暗さを擁護したのに…

　スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー16」について、1つ話題が出ています。

　話題は、ツイ消しの説明がないというものです。

FF16、ツイ消し

　「ファイナルファンタジー16」については、画面が暗すぎるという意見がいくつも出ています。

　そして、先日、「ファイナルファンタジー16、暗いの意見が出る中、暗い動画をまた投稿する広報」の記事でご紹介したように、暗いと言われている状況の中で、さらに暗くて見にくい動画を公式がツイッターに投稿し、何人かのツイッターユーザーにツッコまれる状態になっていました。

　今回、この話題になっていた暗い動画のツイートを、公式がツイ消ししています。

　また、現時点ではツイ消しの説明が行われていないので、「批判されたのでツイ消しして逃亡した」というようなことも言われる状態になっています。

　このようなツイ消しは、どのような内容でもいいから話題になりたいと思ってやったのなら別ですが、広報の手法としては最も下手なやり方です。

せっかく暗さを擁護したのに…

　「ファイナルファンタジー16」の広報活動については、例えば、今回のような画面が暗すぎるという意見が出た動画を投稿してしまった場合は、次やその次のツイートで明るい動画を投稿し、今作はそういうシーンだけではないということを説明すればいいだけです。

　しかし、そのようなことをせずに、ツイ消しして説明もしないのは、「ファイナルファンタジー16」は、やはり暗くて見にくいシーンがほとんどであり、明るいシーンはかなり少ないゲームになっているのではないかというような推測も出る状態になります。

　また、FF16の今回のツイートについては、前述の記事でもご紹介しましたが、オプションで画面の明るさを変更できるようになっているはずだなど、擁護するコメントも複数あり、消さなければならないほど炎上したツイートというものではありませんでした。

　しかし、ツイ消しして説明もないのは、自分だけ更なる批判を恐れて逃げた形にもなるので、元のツイートをせっかく擁護してくれた人への裏切りっぽい印象も与え、暗い投稿をしてしまったこと以上に下手な広報活動だと言えます。

　ちなみに、元のツイート（映像）が見れないため、そもそも投稿された「ファイナルファンタジー16」の映像は暗いのか暗くないのかという疑問もあると思われます。

　これについては、ツイ消し前にそのツイートのリプでアンケートを取っていた人がいます。

　結果は、1262票のうち、96.8％が「暗い」に投票しているので、これはやはり多くの人は「FF16は暗い」という印象を持ったと考えていいと思われます。

　なお、今回のツイートに関しては、前の記事でも書きましたが、ゲーム全体がそのようなシーンばかりだと話は違ってきますが、そうではないのなら、「暗いシーンの存在が悪い」のではなく、「探索しやすい」という説明をするツイートで、よりによって暗くて見にくい場面の映像を出して来るセンスに多くの人が疑問を感じていたものでもあります。

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