スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー7 リメイク」について、1つ話題をご紹介しておきます。
今回は、倍作という評価も可能ではないかというものです。
FF7リメイク、分作ではなく…
「ファイナルファンタジー7 リメイク」は、プレイステーション1で発売された同名の作品のリメイクバージョンです。
今作は、移植ではなく、フルリメイクなので、ほぼ全ての部分がオリジナル版からパワーアップしています。
ただ、2020年4月10日に発売された今作は、PS1で発売された作品の内容を全てリメイクしたのではなく、ミッドガル脱出までという一部分のリメイクに留まっています。
残りの部分は今後発売される予定ですが、それがいつになるのか、あるいは、何作品で完結するのかは今のところ発表されていません。
そして、スクウェア・エニックスは、このような発売形態を「分作」(ぶんさく)と呼んでいます。
「分作」(ぶんさく)は、普通に日本語として存在していそうな単語ではあるものの、「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」のように、スクエニ語です。
つまり、造語であり、分割して発売する作品という意味を端的に表す言葉として使われています。
今回、「ファイナルファンタジー7 リメイク」は、このような「分作」ではなく、「倍作」という評価も可能ではないかというような話題が出ています。
左:多分みんなが思ってるFF7R
— Laser Cowboy (@Laser_Cowboy11) 2020年4月12日
右:実際のFF7R pic.twitter.com/MTJsGrzRa7
様々な反応を見ていると、やはりFF7は実に多くの人々に愛されているんだなあとつくづく感じますね。同時に分作=ボリューム不足というイメージを持たれて躊躇されている方も。一点の曇りも無い完璧な作品ではないし当然不満点もありますが、それ以上にやはり素晴らしいタイトルだと思います。お勧め!
— Laser Cowboy (@Laser_Cowboy11) 2020年4月14日
倍作という評価も可能?
スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー7 リメイク」は、ミッドガル脱出までしか収録されていない分作になっていると言われると、そのボリュームは全然足りないのではないかと考える人もいると思われます。
そして、そのように考える人に対して、ツイッターでは、上のような図解がなされ、多くの共感が得られています。
つまり、「ファイナルファンタジー7 リメイク」は、仮に4分作になっているとすれば、2020年4月10日に発売された第1作目は、普通のゲームの4分の1のボリュームしかないのではなく、普通のゲームと同じぐらいのボリュームが第1作目だけで十分存在するということです。
また、ボリュームという点だけで言えば、「ファイナルファンタジー7 リメイク」の全体像は、元のゲームを「分作」して発売したのではなく、元のゲームの何倍かになっているので「倍作」にして発売したとも評価出来るかもしれません。
もちろん、今作については、「おつかい」などを入れて無理に水増ししているという指摘もあります。
しかし、RPGはどれも、ミッションや収集要素などで水増しされているとも言え、そのあたりの指摘は、原作と比べると気になる部分かもしれませんが、1本のゲームとしてみれば他の作品と同様だと言える感じもあります。
ちなみに、「ファイナルファンタジー7 リメイク」のクリア時間については、事前情報ではあいまいな形でしかコメントされていなかったのですが、ファミ通でスクウェア・エニックスが公式情報を出しています。
これによると、今作のクリア時間は、プレイ方法によるものの、約30時間から45時間とされています。
よって、イマドキのRPGと比べるとやや少な目とも言えるボリュームになっています。
このため、前述の図は、4分作かどうかはまだ分からないのでその部分は正しくありませんが、普通のゲーム1本分よりもやや少ない感じで表現されている部分は正しい描き方になっています。
なお、「倍作」というのは、スクウェア・エニックスの言葉ではなく、今回、ボリュームを紹介する記事のために「分作」に関連して作っただけの言葉であり、このような日本語も本来は存在しません。
「ファイナルファンタジー7 リメイク」については、その他、ファミ通のレビューが、満点まであと1点となる、9、10、10、10の39点であることも明らかになっています。
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コメント
今のところ結構楽しめてるので、すぐ出るなら4作でもいいけど
どうせ間が空くだろうから、なんとか3作で納めてほしいなあ。
分作なんて聞いて昔からのファンなら買うだろうけど、新規顧客は手を出さないだろ
まず値段が高すぎる、販売戦略間違ってるだろ
ヱヴァンゲリオンみたいに途中から違う新作ストーリーになったりしてな
言葉遊びしたところで未完成リメイクは変わらない
元々一つのゲームをこういうふうに出すのは聞いたことがない
何作品出るか不明、いつ出るか不明
そもそも出るか不明
今作をプレイすれば何故リメイクpart1のようなタイトルにせず、シンプルにリメイクにしたのか分かる…かも?
確実に分かるのは次作になるんだろうけど
どっちでもいいから、PS4が元気なうちに全部出てくれ
とりあえず実況プレイ少し見て期待を下回る物ではなかったから買った
キャラクターの掘り下げやミニゲームの多さ成長システムどれも楽しめてるこのクオリティなら続きも期待できる
一作目が出て楽しめた以上中途半端で終わらせるわけにはいかないFF7Rシリーズ応援するよ
極限まで薄めて水増ししたカルピスでこの評価はない
いやまあそうなんだけど実際全部出るまで何年掛かるのって話だよな
>極限まで薄めて水増ししたカルピスでこの評価はない
カルピス何分割かしてさらに濃くしたやつだぞ
次のタイトルはどうするつもりだろ?
>まず値段が高すぎる、販売戦略間違ってるだろ
まず日本版は9000〜10000円だけど
海外版が6000円くらいって舐めすぎなんだよな、いくらなんでも
鉄パイプとか毛穴とかAIで表情とかにこだわって
ボリューム薄くなって満足か?
そういうところを手を抜いてボリューム増やしてほしいんだが
海外版が6000円ってどこの話なんだろ
アメリカAmazonで検索しても$100前後だけど
ちょっと気になったので調べてみました。
海外はパッケージ版が売り切れて定価以上に高騰しているようです。
PSストアのダウンロード版の値段で比べると59.99ドルと9879円なので、海外は6000円ぐらいと言えますね。
いや実際にプレイをしている身としてはミッドガル脱出までとはいえかなりボリュームのあるしっかりとした作りになってると思うんだけどな。今作はミッドガル脱出までというストーリー構成故に一本道になってるけど今まで気にして知ることが出来なかったスラムの人々の暮らしの実情とかオリジナルチャプターでミッドガルの世界をより深く描いてるから、歩いてその辺の景色を見るだけでもかなり楽しいけどなぁ…
分作という今までのゲームでは1度もない前代未聞な作品展開になってるからやたら叩かれやすい感じになってるけど俺は実際にプレイしていてかなり満足度が高いぞ
>鉄パイプとか毛穴とかAIで表情とかにこだわって
ボリューム薄くなって満足か?
そういうところを手を抜いてボリューム増やしてほしいんだが
ロケーションやキャラのリアルさはACなどで美麗なムービーを見てきたFF7のファンからしたらかなり大事だし、AIで表情を作るのは寧ろ作業時間短縮に繋がる
ボリュームは薄くなるどころかかなり濃いぞ
分作であることにやたらと文句言う人いるけど、リアルな3D空間を動き回れるようにリメイクしたらどう考えても今の据え置きハードじゃ一作で作り終えられるはずもないから分作以外に方法は無いぞ
クリアしたので言えるが楽しいことには楽しいんだけど付け足された部分は掘り下げというより付け加えられたのが正解でどうしても焦らなければならない場所でさえ本来のストーリーとは関係ないボスを連戦させたりしてテンポを悪くしてのは勿体無いなとは感じた