イナズマイレブン、リセット発表のあと妖怪コメントすら出なくなる

　レベルファイブの「イナズマイレブン」の話題を1つご紹介しておきます。

　今回は、リセット発表のあと妖怪コメントすら出なくなっているというものです。

イナズマイレブン、リセット発表のあと…

　イナズマイレブンは、2020年4月初めに日野社長が大きな発表を行っています。

　それは、「アレスの天秤」から「英雄たちのグレートロード」へと変更したゲームを、タイトルはそのままに、内容を別のものに変えるというものです。

　変更後の「英雄たちのグレートロード」の内容は、新主人公となる「マネージャー」を迎え、この新主人公を軸に、円堂、天馬、明日人という過去3シリーズの主人公などが登場するゲームになります。

　これは簡単に言えば、「アレスの天秤」でも、「オリオンの刻印」でもない内容にリセットされたということです。

　ただ、この発表の後、日野社長のツイッターには、イナズマイレブンファンから数多くの批判が寄せられています。

数多くの批判が寄せられる

　レベルファイブの日野晃博社長のツイッターに寄せられた批判としては、まず、「アレスの天秤」でも、「オリオンの刻印」でもない内容にリセットするのは酷いというようなものです。

　これまで何年も、その内容のゲームの発売を楽しみにして来たのに、それが体験できなくなるように変更するのは納得できないというものです。

　ただ、イナズマイレブンのアニメも漫画もグッズ展開も終わった状態で、元のコンセプトのゲームを発売しても売れる可能性はかなり低いので、これは仕方がないとする声もあります。

　実際、日野社長も「いったんは、開発中止しかないのかも知れない」と考えたことを明らかにしています。

　しかし、何とか開発の再開を試みることにし、今回の発表内容のような形でイナズマイレブンのゲームを再スタートすることにしたとコメントしています。

　ちなみに、「開発中止しかないのかも知れない」と考えた理由の1つとして、「ネットでの批判的な声も広がり、スタッフもモチベが落ち気味」になっていたということもコメントしたので、これが更に批判を生む形にもなっています。

　それは、元々批判される原因を作ったのは、何度も何度もイナズマイレブンのゲームの発売時期を延期して来たレベルファイブ側にあるからです。

　イナズマイレブンについては、作品内容に対する批判も存在しますが、それは「個人の感想」として置いておいてもいいところですが、発売時期の度重なる変更は、批判されても仕方がない部分が大きく、あまり擁護は出来ない部分ではあります。

妖怪コメントすら出なくなる

　レベルファイブの「イナズマイレブン」は、このように、リセット発表のあと炎上状態にもなっています。

　これについて、批判を受け入れつつ、より良いものにするためにリセットした形で進めるということや、批判が多いので元の路線に戻すといったような、何らかのコメントが欲しいところです。

　ただ、10日以上経っても、日野社長からコメントは特に出ていません。

　そればかりか、毎週金曜日の「妖怪学園Y」のアニメ放送に合わせて出されていたコメントすら出なくなっています。

　このため、イナズマイレブンの今回の騒動は、妖怪ウォッチファンの楽しみも減る結果になっています。

　もちろん、この状況で「妖怪学園Yみてねー」的なコメントを行えば、それはそれでまた批判されると思われるので、まずは、イナズマイレブンのリセット発表に関して寄せられた意見について何らかのコメントが欲しいところでしょう。

　今回の件は、ゲームを1本作り直すというのは莫大な費用も発生するので、開発中止にしてもおかしくない状況の中、これ以上もないぐらいの「ファンサービス」だとも言えるのですが、そのあたりの伝え方があまり上手くいかなかった感じにもなっています。