風のクロノアのアニメ化が中止になっています。
今回の件については、バンナムのコントロール外での発表の方を問題視するというコメントも出されています。
The Klonoa anime project ? with us at least ? is no more. Long live Klonoa. Forever may he be in your dreams, and forever may he touch your hearts and bring you hope.
— Klonoa Anime Project (@Klonoa_Anime) 2019年1月1日
Thank you everyone for the support. One day, he shall return.
心苦しいお知らせとなります
— ありがひとし/HitoshiAriga (@ariga_megamix) 2019年1月5日
クロノアのアニメ企画は中止となりました。
クロノアファンの皆さんには期待だけさせてしまい、
申し訳ありませんでした。
風のクロノア、アニメ化が中止に
風のクロノアは、バンダイナムコのゲーム作品です。
最近は全く新作が発売されていませんが、海外では以前から人気が高く、2016年10月に、海外で「風のクロノア」のアニメが作られると発表されています。
しかし、その後、具体的な情報は何も出て来ず、2018年9月に「風のクロノア、アニメ映画が約2年間も情報なし。中止の噂も…」というものをご紹介しました。
このときは、アニメ版のデザインを担当しているありがひとし氏が、プロジェクトは続いているという報告を行っていたりしましたが、2019年になって、海外の公式ツイッターで中止のお知らせが出される結果になっています。
よって、おそらく2018年9月に海外でニュースになった時点で、実質、終わっていたのだと思われますが、風のクロノアのアニメ化は正式に中止になったということです。
今年もよろしくお願いします pic.twitter.com/wMasMkbbUS
— ありがひとし/HitoshiAriga (@ariga_megamix) 2019年1月2日
バンダイナムコは許諾しただけ
「風のクロノア」は、前述の通り、バンダイナムコの作品ですが、このアニメ化の話は、なぜか海外の「聞いたことがない」ようなところから発表されていたりしました。
今回、このアニメ化の決定経緯について、バンダイナムコの鉄拳原田氏がコメントしています。
これによると、「風のクロノア」のアニメ化は、バンダイナムコが外部から持ち込まれた企画に対して、「許諾」した案件に過ぎないそうです。
通常、この手の許諾案件は、許諾を得た後に、企画会社が自ら、本当に予定通り実現できるのかなどについて十分に検討を行います。
そして、実際にプロジェクトをスタートさせるなどで、実現できると確信を得た後に、その許諾物のプロジェクトが発表されるのが普通です。
しかし、今回は、バンダイナムコが許諾を出してすぐに、企画会社がプロジェクトの発表を行っていたとのことです。
このため、本当に予定通り実現できるのかどうかの検討もない段階で発表が行われたことに対して、当時、バンダイナムコも驚いていたことが明らかにされています。
その後、2年ほど具体的な情報が出なかったのは前述の通りであり、今回、企画元が正式にプロジェクトをギブアップするという連絡を、バンダイナムコに送っていたことが説明されています。
クロノアの件では、ご迷惑をおかけしました
— ありがひとし/HitoshiAriga (@ariga_megamix) 2019年1月7日
関わっていた私からは、一概にこれが原因、とできない複合的な理由だとしか言えないです
そしてファンの方への回答、お手数をおかけしました
いろいろと申し訳ありません…
バンナムのコントロール外での発表を問題視
風のクロノアのアニメ化の中止は、一言でいえば、最初から見通しが甘すぎたということになるはずです。
なぜ中止になったのかという具体的な理由は、バンダイナムコの鉄拳原田氏はコメントしていませんが、アニメ版のデザインを担当しているありがひとし氏は、上のように、「一概にこれが原因とできない複合的な理由」としています。
我々はシンプルな理由で無くなったと説明を受けています。
— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) 2019年1月7日
いずれにせよ、結果に関して特に我々から言うことはありません。
どちらかというと、こうした企画の発表と中止が、我々のコントロール外で関係していた方々方々から公表・言及されている事実のほうを問題視しておりますね。
しかし、原田氏は、「シンプルな理由」でプロジェクトはギブアップされたと明らかにしており、両者の言い分は異なる状態です。
また、原田氏は、許諾は行ったものの、大元の権利はバンナムが持っているわけなので、アニメ化に関係していた人々が、バンナムのコントロール外で、このアニメ化について公表や言及といった、各種発表を行っていた事実の方を問題視しているということもコメントしています。
よって、風のクロノアのアニメ化については、そのプロジェクトの運営の仕方に対して、バンダイナムコは少し怒っている感じです。
ちなみに、繰り返しになりますが、今回の中止は、企画側が勝手にギブアップして来たというだけであり、バンダイナムコがその運営の仕方に怒ったなどで中止させたものではありません。
このため、今回の企画に対して、バンダイナムコが非難されるべき点は何もないということになります。
なお、バンダイナムコの鉄拳原田氏の詳しいコメント内容は、こちらに掲載されているので、気になる場合はそちらもどうぞ。
コメント
うーん、検討の許諾しただけって言っても勝手に発表された時点で何か手を打つべきだったろうし、何より事情の分からないファンに逆ギレみたいなコメントしてる原田はヤベー
クロノアのアニメ化ってなんか違和感あったけど
これ見て納得した
匿名 より:
2019 年 01 月 08 日 23:58>
ちゃんとツイート見た?
ファンの人が原田さん宛に送って渋々答えざるを得なかったようなものなんだけどね・・・
別に逆切れではなくね?
そんな切れてる感じもしないし、切れてたとしても正当ギレ
ありがひとしはクロノアの原作者でもないのに出しゃばりすぎじゃないか?
ただの雇われ絵師なのに自分の作品みたいな言い方してるから原田も怒ってるんだろう
今年はなんか動きがあるかなと思ったが
リマスター版が発売されたので希望はあるかな アニメ化はもう無理みたいな感じだけど
ありがひとしデザインのクロノアアニメ見たかったなぁ……