ニンテンドースイッチ「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」について、1つ話題が出ています。
話題は、初期のデザインが公開されているというものです。
マリルイ ブラシプ、初期デザイン
「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」は、任天堂の「マリオ&ルイージRPG」シリーズの新作として2024年11月7日に発売されています。
今回、今作の開発スタッフインタビューが公開されています。
そして、この中で今作の初期のデザインが少しだけ公開されています。
まず、「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」は、元々ニンテンドーDSやニンテンドー3DSというスペックが高くない携帯ゲーム機向けのゲームだったということもあり、その表現はドットで行われていました。
ただ、今回は開発元がアクワイアに変わり、ニンテンドースイッチというHDゲーム機での発売ということなどもあり、まず3D化する方向性が決まります。
しかし、元々ドットのゲームを3Dにするのは簡単ではなく、他の3Dマリオゲームと同じ表現ではなく、今作ならでは魅力ある3D表現を行うために開発元のアクワイアが試行錯誤する状態が続いたとのことです。
そして、その試行錯誤の期間中に、「とんがった『ワイルドなマリオ』を表現しようとしてしまった時期」があったそうです。
この開発の初期に考えられた「ワイルドなマリオ」のデザインは、上のようなものだったことが明らかにされています。
この初期デザインは、これはこれでアリのような印象もあります。
しかし、任天堂が「マリオに似せた別のものに見える」という判断を行い、採用されることはなかったそうです。
また、「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」には、今作用の様々な新キャラクターが登場します。
そして、その中の「コネッタ」の初期のデザインは上のようなものであり、ヒトっぽい感じが今よりも強かったことが明らかにされています。
ただ、このような人っぽいキャラクターは、「『マリオが主役じゃなくてもいい世界』になってしまうかもしれない」、「『マリオがそこにいても違和感のない世界とキャラクターづくり』であることがオリジナルキャラクターづくりにおいては大事」という任天堂の判断があり、採用されることはなかったそうです。
さらに、今作の相棒キャラの「タップー」についても、上のような初期デザインが存在したことが明らかにされています。
この「タップー」は、初期デザインが何か理由があってダメというわけではなく、ブラッシュアップしていき、ブタの貯金箱のようなデザインがコンセントの形にも掛かっていて良いということで最終的に採用されたようです。
「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」のデザインについては、他には「船の形をした島」である「船島」のコンセプトアートも公開されています。
なお、「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ」のマリオとルイージのデザインは、最終的には上のようなものになります。
このデザインは、輪郭の描線がある部分が特徴になっています。
ただ、この輪郭の描線は、3D表現として負荷の掛かる処理になっているそうで、簡単に見えて技術的にはなかなか難しいことをしているということも明らかにされています。
コメント
マリルイはオリキャラOKでペパマリはオリキャラNGなのは何故なんだ