「モノリスソフト」について、1つ話題が出ています。
話題は、ゼノクロSwitch版の発売で決算は引き続き好調だというものです。
モノリスソフト、ゼノクロSwitch版と決算
「ゼノブレイド」シリーズなどを開発している任天堂の子会社である「モノリスソフト」の決算情報が官報に出ています。
これによると、モノリスソフトの2025年3月期の決算は、約4億8700万円の純利益を出す結果になっています。
この決算内容は、前の期より19%増となっており、好調だと言えるものです。
好調な理由は、モノリスソフトは上場企業などではなく、詳細な決算内容を公開していないので推測となりますが、この期にはニンテンドースイッチで「ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション」の発売があったからだと考えられます。
また、モノリスソフトは、ここ最近は大体4億円以上の純利益を出しており、経営が安定しているとも言える状態にもなっています。
マリカワも開発
モノリスソフトの決算内容は、「ゼノブレイド」シリーズなどの自社でメイン開発している作品から得る利益が左右します。
また、モノリスソフトは任天堂の完全子会社なので、任天堂ソフトの開発も手伝っています。
例えば、前掲の図で2021年3月期の純利益が非常に大きくなっているのは、「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」の発売があったからだと考えられますが、この期には任天堂ソフトの「あつまれ どうぶつの森」の部分的な開発受託分の利益が大きく入っているとも考えられています。
このため、モノリスソフトの決算内容は、任天堂ソフトの開発による利益もかなり大きくなっているはずです。
そして、モノリスソフトは先日、任天堂がニンテンドースイッチ2向けに発売した「マリオカート ワールド」についても、部分的な開発を受託したということを発表しています。
これによると、モノリスソフトは「マリオカート ワールド」の「フィールドとキャラクターデザインの部分受託開発」を行ったそうです。
よって、マリカワは迷走しつつガチで8年も開発していたようなので、今後入って来る分もあるかと思われますが、既に過去の期のどこかで分割してモノリスソフト側に「マリオカート ワールド」の開発による報酬がいくらか支払われていると思われます。
なお、モノリスソフトが「マリオカート ワールド」を手伝うことになったのは、「マリオカート ワールド」がモノリスソフトが得意とする「オープンワールド」のゲームになったという部分が大きいはずです。
実際、「マリオカート ワールド」では、上のポストのように、過去のモノリスソフト作品のオープンワールドっぽい景色に遭遇するとも言われています。
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