Nintendo Laboが、ゴミと間違えられ捨てられそうになったという話が広まっています。
今回の話は、ドイツのレーティング機構のツイッターで話題になっていますが、不正確な話です。
Nintendo Labo、ゴミと間違えられた話
「Nintendo Labo」は、任天堂が発表したニンテンドースイッチ用の新しい遊びです。
ゲームソフトも付属するものの、段ボールを使って、実際に工作などをする過程がある、家庭用ゲーム機向けとしては新しい遊びになっています。
今回の遊びは、段ボール自体に、あまり良いイメージを持たない人も多いことから、一部では、発表直後からゴミ扱いされています。
そして、そのような一部の意見を広めるのにふさわしい話題が、ドイツのレーティング機構のツイッターから出ています。
ENDLICH knnen wir die Anekdote erzhlen, wie die neueste Nintendo-Hardware einmal beinahe von der Reinigungskraft als Altpapier entsorgt wurde (die Geschichte htte uns vorher eh niemand geglaubt) #NintendoLabo
— USK (@USK_de) 2018年1月18日
ドイツのレーティング機構のツイッターは、上のようなもので、本当にあったことなのかどうかまでは判定できませんが、このツイートが存在すること自体は真実です。
ただ、この内容が、「Nintendo Labo」は、ドイツのレーティング機構の清掃員によってゴミと間違えられ、一度捨てられそうになったという話として伝わっています。
ここで問題なのが、「Altpapier」という単語の意味です。
これはドイツ語で、「古紙」の意味であり、「ゴミ」や「紙くず」という意味ではありません。
古紙=ゴミ、紙くずと言えなくもないですが、例えば、どんなに価値のある本でも、最終的に処分するときは、もちろん、住んでいる地域のゴミ出しルールなどによって異なるものの、多くは「古紙」として清掃員によって回収されると思われます。
よって、任天堂の段ボール状の新しい遊びを見て、「ゴミだと思った」という話と、「古紙だと思った」という話は全然印象が違い、「Nintendo Laboはゴミと間違えられた」は不正確な話です。
前述のドイツのレーティング機構の人がツイッターでコメントしているのは、あくまでも、フロアに「Nintendo Labo」を置いていたら、Altpapier=古紙と間違えた清掃員がいたというだけです。
「Nintendo Labo」は、少数派ではありますが、前述のように、発表直後からゴミ扱いしている人もいるので、そういう発想が念頭にあれば、「やはりゴミと思われていたのか」という解釈になり、本音が出て、そういった不正確な伝え方にもなっていると思われます。
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コメント
前回のNintendo Laboの記事で管理人さんがコメント欄にて記載したツイートでもそうでしたが一部の人からは「ゴミ」だとか「テクノロジーの技術力がないからこういう方向に走った」とかそんな風に言ってる人もいましたね。
ダンボールを用いてクラフトする事の行為を遊びと捉えられず、ガラクタ細工だとしか見てないんですかね…
人間は自分に都合のいいように解釈する生き物だからなあ
まーたゲハか
むしろテクノロジーに関心ある人ならニンテンドーラボの仕組みは眉唾もんだと思うけどね
リアルなグラフィックを描写することだけがテクノロジーだと勘違いしてるエセ技術者脳は本当声だけ大きい
これを「ゴミ」と言ってしまうのは、「そいつの人間性がゴミ」なんだからだろうよw
スウェーデンの寂しいオジサンはスイッチをゴミ箱に入れてたよ!
作る楽しみとか欲しいならレゴでいいのでは?
TVゲームのコンセプトからズレる事をしたら、そういう評価を受けるのは仕方ないとは思いますが…。
ゲーム機を買って、縦置きや横置き好きな形で組み立てられますよー。と組み上がってない状態で入っていたらどう思います?
それで、組み上げる、物を作る楽しみから味わって下さい。と言われたところでTVゲームをしたいユーザーは「はぁ?」と感じますよ。