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任天堂、マリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事を否定する。真実ではない

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 任天堂に関する話題が1つ出ています。

 話題は、マリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事を否定しているというものです。

 

マリオクラブの追い出し部屋?

 少し前に、「バンダイナムコ、ブルプロなどサ終で辞めさせ部署? 退職を促していると告発するサイト登場」の記事をご紹介しました。

 この記事は、突然現れた「Leak Press」というブログに書かれた内容をご紹介したものです。

 そして、この「Leak Press」は、バンダイナムコを告発するために、退職勧告されている当事者の誰かが作ったとみられていますが、「内部告発を募集」するという形式にもなっています。

 このため、その後、実際に「内部告発」がいくつか寄せられているようです。

 そして、その中に、任天堂の子会社である「マリオクラブ株式会社」に関する内容が登場しています。

 マリオクラブ株式会社は、任天堂ゲームのスタッフロールなどにもその名が登場していますが、任天堂ゲームのデバッグ作業などを専門に行う企業です。

 「Leak Press」には、この企業にも「追い出し部屋と同じ状態が発生」しているという投稿があったようです。

 その内容は、上のようなものです。

 

任天堂が記事を否定する

 「Leak Press」のマリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事内容は、海外メディアも取り上げる状態になっていました。

 そして、その中の1つ「eurogamer」が、任天堂にこの記事内容は本当かどうか質問し、任天堂から回答が得られたとしています。

 これによると、任天堂は「記事の内容は真実ではない」とコメントしたとのことです。

 よって、マリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事は、任天堂によって否定されています。

 ちなみに、前掲のバンダイナムコの追い出し部屋の記事についても、バンダイナムコはメディアからの質問に対して事実ではないと公式に否定しています。

 このため、「任天堂が公式に否定したから真実ではない」と確実に言えるものではなく、真実か真実ではないかは不明であり、「こういう記事内容は基本的にはどの企業も公式に否定するのが普通」だと思っておくといいでしょう。

 しかし、今回のマリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事の内容は、前掲のものを読むと分かりますが、何を言っているのかよく分からない部分があります。

 それは、「現場の状況が阿鼻叫喚」となったら、そもそも本来の仕事も出来なくなる状況になっているということです。

 このため、会社として、「『第一線で働く実力ある社員』、『普通に働く社員」の中に、『仕事をしない社員』、『トラブルを起こす社員』、『同僚の足を引っ張り、最悪休職や退職に追い込む社員』を詰め込む」メリットはない印象があります。

 また、これまで「有能チーム」、「無能チーム」などで分けていたのなら分かるものの、「各タイトル毎に分かれていた人員」を「一か所にまとめる」となぜ、有能と無能が混在して阿鼻叫喚になるのかもよく分かりません。

 このような点から、記事では「追い出し部屋」ではなく「追い出し部屋と同じ状態が発生」などとしているのだと思われますが、それにしても状況がよく分かりません。

 この記事内容だと、会社が退職させたいであろう無能な人を追い出すことは無理っぽい感じなので、退職させたい人員がいる場合に、会社全体の仕事効率まで下がってしまうこのような手法を選ぶようには思えません。

 よって、マリオクラブ株式会社の追い出し部屋の記事内容については、「公式が否定しているから真実ではない」というのは違うとも言えますが、そもそもの記事内容に理解できないような部分があるので「真実とかけ離れている」ような印象があります。

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