任天堂のQOL事業について、日経が記事にしています。
これによると、この事業は中止になったそうです。
任天堂、QOL事業を中止か
任天堂のQOL事業とは、「Quality of Life」の頭文字から付けられた事業のことです。
これまでのゲーム事業とは別のものであり、人々の生活の質を向上させるような商品を世に送り出すことを目的に研究開発が続けられていました。
今回、この事業について、日経が記事にしています。
これによると、任天堂は2018年12月に、QOL事業の開発を中止すると部品メーカーに通達していたとのことです。
よって、この情報通りならば、現在は、この事業の開発は行われていないということになります。
ちなみに、日経は、嫌いな人も多いと思われますが、リーク的な情報についてはガチで取材しているので、「部品メーカーに通達があった」とわりと具体的な根拠を示していることもあり、「この部分に関しては」おおむね正解なのだと思われます。
ただ、今後、任天堂の社長などのインタビューなどがあった場合、「QOLはまだ諦めてはいない」的なコメントぐらいは出る可能性はあります。
発表から5年以上経過も最近は全く情報なし
任天堂のQOL事業は、2014年1月に発表されています。
つまり、現時点で発表から5年以上も経過しているわけです。
その間、この事業の第1弾については、睡眠の質を向上する機器を発売するという続報などの発表が行われています。
ただ、最近は、具体的な情報は全く出ておらず、とても開発が継続しているような雰囲気ではなくなっています。
また、2018年には、事業化が遅すぎることもあってか、共同開発のパナソニックが、任天堂のQOL事業から撤退することを内々に伝えていたとも報じられています。
このため、パナソニックの代わりとなるような企業も特に明らかにならず、フェードアウトしていったような感じになっています。
ちなみに、「睡眠の質を向上する機器」については、一度、発売が近いのではないかと言われる状態にもなっていましたが、「まだ任天堂の製品として出すレベルにない」という公式コメントも後に出る結果になっていました。
よって、QOL事業は、第1弾の段階で開発がかなり難航していた様子も分かります。
そして、今回、「部品メーカーに通達があった」とも報じられているので、任天堂のQOL事業は、何も商品を発売することなく終わってしまったと考えていいかもしれません。
なお、日経は、「リーダーシップの不在で開発のコンセプトが定まらず、揺れ続けた」とも紹介しており、発案者とみられている岩田元社長が亡くなったことも影響しているというようなことも書いています。
コメント
岩田氏はもう居ないし廃案で当然だな
とりあえず発売してみてもよかったのでは?
完成間近っぽかったのにもったいないねえ
正確性の保証できないんだったらおもちゃとして売ればよかったのに
そういやあったなそんな企画
まぁ、正直上手くいくイメージとか全然無かったけども
ただ日経の任天堂記事ってところがなぁ…
デタラメ書いてる訳じゃないのは分かるが、受けが良いのが知らんけど悪意に満ちた推測とか多いんだよなぁ…
いや見てみたかったけどね
岩田が任天堂の経営が悪かったときに始めたことだから。
今岩田がいてもスイッチのヒットで結局やめたでしょう。
確か月額制だった気がする。
それで大してお客さんいないのにそのために会社の人を回す訳にも行かなかったのでは。
64DDと同じ失敗になりましたね。
64DDは発売できただけましだけど。
やった事ない事業にあれこれ本業と無理やり関連性を持たせて手をつけるのは本業が全くもって上手くいってない何よりの証拠だからね
それくらいWiiUの時は初めての赤字とかで岩田社長も相当迷走してたんやろ
で、言い出しっぺがいなくなったのと、その言い出しっぺが最後に残したゲーム機が成功を収めたので健康事業なんてやる意味がなくなったと
ちなみにこの日経の記事はQOL事業凍結以外はかなりツッコミどころ満載のネガキャンだらけ
一部の事実に記者の都合のいい虚実を混ぜるのはまさにマスゴミ
廃案で当然とか意味分からん。試行錯誤の結果そうなっただけだろ。カリスマだけで進むほど甘くねぇよ
任天堂にとっては組長の教えがあらためて身に染みる結果となったな